2023-11-15 @サントリーホール
ユッカ・ペッカ・サラステ:指揮
NHK交響楽団
ペッカ・クーシスト:バイオリン*
シベリウス:交響詩「タピオラ」作品112
ストラヴィンスキー:バイオリン協奏曲ニ調*
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 作品39
-------------------
フィンランド民謡:コプシン・ヨーナス*
経験上1年に一度くらいはサントリーホールがいい響になるが、今年は10月-11月の東フィルが2回続けてこの幸運を消費してしまったので、今日は通常モードに復帰してしまった。
指揮者も独奏者もフィンランド人でペッカさん。
いずれも聴くのは今回が3回目で、6回すべてがシベリウス+αというプログラム。得意なお国物をやれということなんだな。ちょいと気の毒に思うよ。尤もクーシストの方は全2回がシベリウスVn協だったが、今回はストラヴィンスキーと、個人的には極端にレア物になった。
でも、オケは編成を小さくしていたにも関わらず、ざわざわとして透明感に欠ける。独奏Vnも響いてこない。
そもそも、タピオラからしてイマイチ。
弦もすっきりしなかったが、ClとFlの二重奏では音が濁っていたよ。およそN響とは思えない。
最後の交響曲1番でようやく、そこそこ本領を発揮した感あり。
クーシストのEncに聞き覚えがあった。
『チューニングか試し弾きか…と思っていたらいつの間にか蚊の鳴くような音で土着臭ぷんぷんの彼の地の民謡…』。
1月の都響との共演の際のEncと同じだった…のでその時のTweetの一部をコピーして済ませた🤪!
♪2023-195/♪サントリーホール-24