2023-02-17 @東京オペラシティコンサートホール
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
バイオリン:郷古廉*
マクミラン:バイオリン協奏曲*
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
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イザイ:無伴奏バイオリンソナタ第2番第2楽章憂鬱*
ジェームズ・マクミラン:バイオリン協奏曲は初聴き。2009年初演だそうな。
弦編成は(幻想も)12型だが、多種多様な打楽器が繰り出され、人間の声も。
終楽章でビオラの最後列女史が楽器を持って離脱したので弦が切れたのかと思っていたが、そうではなくて、これも袖から何やら声を発する為だった…。
こういう、つまるところ、効果音の連続で、聴き手の意表を突くことを本意としているような音楽はキライである。劇伴音楽としては意味あるが演奏会には適さない。やめてケレ。
幻想交響曲は賢太郎氏得意のパターン。ハープ2台を指揮台の周りに配置するが、2楽章が終わったらもう出番のない奏者は退席し、残された楽器が管楽器奏者を見えにくくして大いに邪魔だよ。
客席前方列にはハープが異常によく聴こえるだろうけど、中程から後方の席には定位置に据えた場合と有意差はないと思うが。
タケミツメモリアルは時に鳴り過ぎるくらいのホールだが、季節のせいか、今日は、ここでも少し音が硬かった。
とはいえ、手堅くまとめて12型とは思えないくらいの迫力。
♪2023-034/♪東京オペラシティコンサートホール-02