2022-06-08 @サントリーホール
ミハイル・プレトニョフ(特別客演指揮者):指揮
東京フィルハーモニー交響楽団
シチェドリン:カルメン組曲〈シチェドリン生誕90年〉
チャイコフスキー:『白鳥の湖』から(プレトニョフによる特別編集)
それに「管弦楽」ではなく弦5部+ティンパニー+4群の打楽器編成で管楽器は1本も無い。
初聴きではなかったが違和感が拭えない。
楽しむというより、お預けを食らったワンちゃんの心境。
「白鳥の湖」はプレトニョフがバレエ音楽中心ではなく<物語>の進行に合わせて再編したもの。
そんな訳で「4羽の白鳥」等の楽しい音楽も省略されていてつまらない。
そもそも、バレエの劇伴から音楽だけを取り出して物語を再現する事に如何なる意味が?
フツーに聴きなれたのを聴きたかったね。
それに、今日の東フィルの出来はイマイチ。
特に「白鳥」の終盤など、管を中心にざわつきを感じてしまったよ。
と、減点したものの、プレトニョフがまた来日して機嫌よく滅多に見せない笑顔も覗かせたのは同慶なり。
♪2022-081/♪サントリーホール-08