2022-01-21 @すみだトリフォニーホール
新日本フィルハーモニー交響楽団
反田恭平:ピアノ*
ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73 「皇帝」*
リムスキー=コルサコフ:シェエラザード op. 35
---アンコール
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ショパン:マズルカ#33 ロ長調 Op.56-1*
J.シュトラウスⅡ:ポルカ「雷鳴と稲妻」
整理員が大勢出て4列でお願いしますーっと大声。
え?何が起こったのか、と思ったら、そうそう、水際対策で入国できない牛牛の代演が反田恭平なんだ。いや、驚きだよ。
客席は満席。
開演前に佐渡裕氏が登場して来季のミュージック・アドバイザー就任と来来期の音楽監督就任予告の挨拶やら、反田くんとのエピソードなどを紹介していやが上にも会場のテンションは上がる。
反田効果は客席を満席にしただけでなく、それもあって、オケも高揚していたように思う。
「皇帝」は反田・佐渡・オケが一体となってパワフルで明瞭な演奏だった。
後半の「シェエラザード」も見事な演奏で、管弦楽の面白さを堪能した。
暮れの「第九」も名演だったが、このところ上出来続きだ。