2020-10-28 @サントリーホール
NHK交響楽団
シューベルト:交響曲第2番変ロ長調 D.125
シューベルト:交響曲第4番ハ短調 D.417「悲劇的」
2番は曲のせいか演奏のせいか、各パートが明瞭でなくいまいち入り込めなかった。
この作品に限らず、シューベルトはオーケストレーションが雑な感じがするよ。
4番は演奏に破綻なく、音楽の完成度も高くまずまず楽しめた。
それにしても、2本合わせて演奏時間はちょうど60分。N響定期(代演)でこんな軽いの2本なんて残念だ。しかも、定期会員でも割引なしの7千円(S席)はC/Pが悪い。
でも、最近は、コロナを嫌ってか、客足が鈍くいつも良席が取れるのは嬉しい(尤も僕の方も良席を取る為に相当努力はしているけど。)。今回も9月の席と全く同じ席で、前回の都響@サントリーでも少し前だが、いずれも甲乙つけがたい良席で、こんなところで聴けるのは誠にありがたい。
さて、ゲストコンマスの好漢白井圭も、こういう古典派から脱していない音楽ではあまりリードするところもなかったようだ。
彼には、浪漫が豪快に波打つ音楽をぐいぐい引っ張って欲しいな。
♪2020-056/♪サントリーホール-05