2020-10-30 @みなとみらいホール
横浜バロック室内合奏団
Vn小笠原伸子、根来由美、有馬希和子、小澤郁子
Va百武由紀、高山愛
Vc中垣文子、間瀬利雄
モーツァルト:弦楽四重奏曲第18番イ長調 K464
ベートーベン:弦楽四重奏曲第5番イ長調 作品18-6
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 作品20
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モーツァルト:ディヴェルティメント K.138から第3楽章
モーツァルト:弦楽四重奏曲18番、ベートーベン:同5番は調性も構成も同じで終わり方も似ている。後年のベートーベンとは別人のように軽やかで気楽。ハイドンやモーツァルトの影響が色濃いようだ。
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲。
これは生では初聴きかも。
弦楽四重奏が2組という編成だが、同一楽器もほぼ常時役割が分割され、8種類の音が出ている。
耳からだけだとなかなか判別し難いが、近くで見ているとメンデルスゾーンがとても複雑な音作りをしているのがよくわかり、かつ、驚いた。
これが何と16歳の作だという。
先日、シューベルト18歳と19歳の作による交響曲(第2番と第4番)を聴いたが、シューベルトは歌曲はいざ知らず、合奏曲となるとメンデルスゾーンの豊かな才能には脱帽だろう。
♪2020-071/♪みなとみらいホール-17