2020-12-27 @サントリーホール
パブロ・エラス・カサド:指揮
NHK交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団
ソプラノ:髙橋絵理
メゾ・ソプラノ:加納悦子
テノール:宮里直樹
バリトン:谷口伸
------------------
勝山雅世:オルガン*
1拍目だけでリズムを作る軽快な舞踊曲みたい。
これはドイツ音楽だろうか?
…なんて、大胆な疑念と闘い続けているうちに終わってしまって、カタルシスは得られなかった。
今日のサントリーホールは響きも悪かった。
舞台周り以外はかなり大勢のお客が入っていたせいだろうか?
管弦のアンサンブルも、ホルンの聴かせどころ(とても上手なのだけど)も響きに潤いがない。
自席は、なかなか取れない最良席だった。ここで文句を言っていたら座る場所がない。なのに、響いてこない。
演奏技術とは無関係。
ホールは生き物だ。あるいは自分の体調も影響したかも。
音楽の齎す幸福度で測れば評点80点。
カーテンコールは最後スタンディングオーベイションで盛り上がったが、それ程じゃないよと1人白けていた。
♪2020-100/♪サントリーホール-06備考:
弦の編成:12-10-8-5-4
合唱:女声20/男声20
演奏時間正味:63分18秒