2019-12-17 @東京芸術劇場大ホール
アイヴァー・ボルトン:指揮
読売日本交響楽団
新国立劇場合唱団(合唱指揮=三澤洋史)
ソプラノ:シルヴィア・シュヴァルツ
メゾ・ソプラノ:池田香織
テノール:小堀勇介
バリトン:トーマス・オリーマンス
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福本茉莉:オルガン
【第1部】〈オルガン独奏〉オルガン=福本茉莉
J.S.バッハ:コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV645
ブルーンス:前奏曲 ト長調
【第2部】〈第九〉
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125
明日もサントリーで聴くのに、手違いから買った今日の藝劇がこれ以上はないという程好みの席だったので、譲渡希望を振り払って自分で聴きに行った。
毎年読響の第九には満足している。今回も全く知らない指揮者だったが、実に正当的な独音楽風で好感。読響は巧い。
ただし、藝劇は響が悪い。どうも舞台上で籠もってすっきりと前に音が出てこない。名手揃いの金管も明瞭さに欠ける。舞台後方に屋根(オルガンの床部分)があるが、あの辺で音がグルグル回っているのではないかと、これは素人の想像だが。
読響の好演にも関わらず今日の様な最善席でもモヤモヤするのは困ったもの。
ところで、明日も同じ演奏のはずなので今年の第九全10回中5回までが正統派演奏ということになる。
こうなると1回くらい異端の第九を聴いてみたい。
疾走する第九とか、マーラー を凌ぐ長時間第九とか(朝比奈80分の例有り)。上岡読響の第九も忘れられない。正統派名演と共に新アプローチにも期待!
♪2019-210/♪東京芸術劇場大ホール-5