2019-05-11 @NHKホール
エド・デ・ワールト:指揮
NHK交響楽団
ロナルド・ブラウティハム:ピアノ*
ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」*
ジョン・アダムズ:ハルモニーレーレ
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エリーゼのために*
ロナルド・ブラウティハム独奏のベートーベン「皇帝」は、ところどころ聴きなれないフレージングもあって、本来フォルテ・ピアノ弾きだとこういう感じなのかと思いながら聴いたが見当違いかも。
ジョン・アダムズ「ハルモニーレーレ」(「和声学」の意)は初聴き。複雑なリズムが組み合わされ、ひたすら繰り返される。
そんな仕掛けで徐々にクライマックスを形成すれば人間の原始脳をいたく刺激する。
でもそれだけの音楽。
オペラや映画音楽としては成立しそうだが、演奏会用としては一度聴けば十分。
N響も十分慣れていなかったみたいだ。複雑なリズムを間違えまいと懸命なパートもあり。
もっと良くなる余地をいっぱい残した!演奏ぶりだった。
♪2019-061/♪NHKホール-03