2019年5月17日金曜日

新国立劇場オペラ「ドン・ジョヴァンニ」

2019-05-17 @新国立劇場


指揮:カーステン・ヤヌシュケ
演出:グリシャ・アサガロフ
美術・衣裳:ルイジ・ペーレゴ
照明:マーティン・ゲプハルト
再演演出:三浦安浩
舞台監督:斉藤美穂

東京フィルハーモニー交響楽団
新国立劇場合唱団

ドン・ジョヴァンニ⇒ニコラ・ウリヴィエーリ
騎士長⇒妻屋秀和
レポレッロ⇒ジョヴァンニ・フルラネット
ドンナ・アンナ⇒マリゴーナ・ケルケジ
ドン・オッターヴィオ⇒フアン・フランシスコ・ガテル
ドンナ・エルヴィーラ⇒脇園彩
マゼット⇒久保和範
ツェルリーナ⇒九嶋香奈枝

モーツァルト:オペラ「ドン・ジョヴァンニ」
全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉

予定上演時間:約3時間20分
第Ⅰ幕95分
 --休憩25分--
第Ⅱ幕80分

モーツァルトの歌劇以外の音楽は知る限り全部楽しめるのに、歌劇は殆ど感情移入できない。分けてもドン・ジョヴァンニは何度もいろんな演出で観ているけど楽しめない。
それは、登場人物の誰に対しても共感できないからだ。魅力のない連中ばかりがあれやこれやと騒がしいだけ。
もう一つは、完全に女性蔑視の物語だが、世の女性たちはどんな気持ちでこの作品を鑑賞するのだろう?

レポレッロとマゼットの男声2人の低域の歌い始めは声が出ていなかった。今日が初日だから調子が出なかったか。
ドン・ジョヴァンニ(N.ウリヴィエーリ)と妻屋は好演。女声陣は脇園、九嶋の日本勢を含めよく声が出ていた。東フィルも良し。

帰宅後気がついたが、N.ウリヴィエーリって、昨年の日生劇場での藤原歌劇団による「ドン・ジョヴァンニ」でもタイトルロールを歌っていたね。どうも顔に見覚えがあったよ。

♪2019-066/♪新国立劇場-05