2018-07-15 @ミューザ川崎シンフォニーホール
ジョナサン・ノット:指揮
東京交響楽団
東響コーラス
マクシミリアン・シュミット:テノール
サーシャ・クック:メゾソプラノ
クリストファー・モルトマン:バリトン
エルガー:オラトリオ「ゲロンティアスの夢」作品38
初聴き。
休憩はあるが100分の長尺。抜粋だが長文のテキスト、対訳解説はあるが字幕はなし。薄められているようだがカトリックの死生観の音楽化。親しみやすいがスルスル抜けてゆく音楽。
こういうものかと学習したが感動できるはずもなく、終演後の大喝采に戸惑いと疎外感を感じてしまった。
今日のミューザに何人入っていたか分からないけど拍手喝采の音圧からして満席に近かったか。
この音楽を初めて聴いたという人の方が圧倒的に多いはずなのに多くの人が感動した?とすれば、それはこの音楽そのものより、再現のための演奏者たちの努力や技量に感動したのではないか。そこは僕も認めよう。
一度聴いて感動できるような種類の音楽ではなかったと思う。負け惜しみみたいだけど。
♪2018-083/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-04