2018-04-14 @みなとみらいホール
シルヴァン・カンブルラン:指揮
読売日本交響楽団
ポール・メイエ:クラリネット*
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」から
行進曲、こんぺい糖の踊り、トレパック、花のワルツ
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K622*
ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲*
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
チャイコフスキー、モーツァルト、ドビュッシーにストラヴィンスキーというコンセプト不可解プログラムだったが、久しぶりに聴いたモーツァルトのクラリネット協奏曲は小編成で美しい弦の合奏に妙なるクラリネットの色音が別宇宙。
ポール・メイエを聴くのは2度めで、「N響夏2016」で今日と同じモーツァルトの協奏曲を演奏した。しかし、その時は楽器の不調(素人耳にも音が硬いのがよく分かったが、空調も原因していたかもしれない。)で、演奏を途中で中断して楽器を取り替えるというハプニングがあった。今回はそのようなこともなく、音色は柔らかく、艶かしく、低音は豊かに響き渡っていた。
春の祭典は特大編成でこれでもか!これでもか!と原始脳を刺激され、これまた別次元の音楽体験。読響上出来!
♪2018-039/♪みなとみらいホール-11