2017-09-28 @みなとみらいホール
外山啓介:ピアノ
<オール・ショパン・プログラム>
ワルツ第1番変ホ長調「華麗なる大円舞曲」
バラード第1番ト短調
ノクターン第20番嬰ハ短調(遺作)
幻想即興曲嬰ハ短調
ポロネーズ第7番変イ長調「幻想」
舟歌嬰ヘ長調
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調
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アンコール
ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64-2
このピアニストも初めて聴く人だ。プログラムの紹介では相当輝かしい経歴に彩られている。
凡庸な耳には、みなとみらいホールやミューザでリサイタルをすることができるクラスの演奏に、なんとなくの好き・嫌いは感じても音楽性とか技術力は判別つかない。
オール・ショパン・プログラムで、聴き馴染みの作品ばかりだったが、何を聴いても端正な音楽で、情緒的に流れることはなく、ケレン味がない。もっともメランコリックに、もっと悲しげに表情をつけることはいくらでもできるだろうけど、節度がある。そこが物足りないようでもあるけど、これが王道なのかなあとも感じた。
♪2017-157/♪みなとみらいホール-36