2017年10月1日日曜日

ミューザ川崎ホリデーアフタヌーンコンサート2017後期 ≪カタリ・カタリ≫ 中鉢聡 テノール・リサイタル

2017-10-01 @ミューザ川崎シンフォニーホール


中鉢聡:テノール
藤原藍子:ピアノ

レオンカヴァッロ:朝の歌
トスティ:かわいい口元
トスティ:理想のひと
プッチーニ:星は光りぬ~「トスカ」より
プッチーニ:誰も寝てはならぬ~「トゥーランドット」より
中山晋平:出船の港
越谷達之介:初恋
小林秀雄:落葉松
武満徹:小さな空
クルティス:勿忘草
ララ:グラナダ
カルディッロ:カタリ・カタリ
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アンコール
デ・カプア:オー・ソレ・ミオ

今年5月にこのシリーズで錦織健のテノールを聴いたときの感動に比べると今日はかなり、こじんまりだ。
そもそも中鉢聡という声楽家を知らなかった。今回はじめて聴くみたいだ。
イタリア・オペラやカンツォーネが得意なようで、今日のリサイタルのタイトルは「カタリ・カタリ」。終盤に、アンコールを含め得意のナンバーを絶唱してくれた。トスティの2曲を除けばよく知っている曲ばかりで、どれも楽しめた(「誰も寝てはならぬ」で思わぬ故障が入ったが。)。

しかし、声量はあるのだけど、声に華やかさ、輝きが無い。地声の延長のように聴こえる。ここで悲しいかな錦織健とは圧倒的な差が付いてしまう。

ところで、ピアノ伴奏が藤原藍子さん。この人も始めてだったが。背が高くきれいな人だ。中鉢聡も所属する藤原歌劇団の生みの親、かの有名な藤原義江のお孫さんだそうだ。

♪2017-158/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-27