2017-10-21 @みなとみらいホール
アレクサンドル・ラザレフ:指揮
ボリス・ベルキン:バイオリン*
日本フィルハーモニー交響楽団
ショスタコーヴィチ:バイオリン協奏曲第1番*
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
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アンコール
チャイコフスキー:管弦楽組曲第4番「モーツァルティアーナ」第3曲「祈り」
バイオリンのベルキンは初めて。聴いてから時間が経ったのでもう思い出せない。プログラムになにもメモをしていないので、印象が薄かったのかな。そもそも、ショスタコのバイオリン協奏曲は余り好きじゃないので、身を入れて聴いていなかったのかもしれない。
「悲愴」も同じく。
いつものように、ラザレフは終演後に大はしゃぎをしたんだろうな。
記憶に留めているのは、アンコールで演奏された作品だ。
初めて聴いた音楽だけど、旋律はよく知っている。モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」だ。でも、モーツァルトの作品は合唱作品だし、リストがそれを編曲したがもちろんピアノ用だ。なので、旋律は「アヴェ・ヴェルム・コルプス」に間違いないが、いったいこの正体はなんぞや、と思いながら聴いた。
あとで、チャイコの組曲第4番から第3曲「祈り」だと知った。
また、チャイコが編曲したのはモーツァルトの作品ではなく、リストが編曲したものをオーケストレーションしたのだそうだ。
ま、オリジナルがとてもきれいな音楽なので、管弦楽作品に編曲されても、その良さは十分生かされていた。この作品の発見!がこの日の収穫かな。
♪2017-165/♪みなとみらいホール-39