2017-09-17 @ミューザ川崎シンフォニーホール
アレクサンドル・ヴェデルニコフ:指揮
東京交響楽団
東響コーラス♪
ヒンデミット:バレエ組曲「気高い幻想」
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲♪
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 作品39
シベリウスが1865年生まれで、ついでストラヴィンスキー、ヒンデミットが一番遅く1895年というから3人の年齢は最大でも30歳の差だ。それに没年の間隔は14年しかないから、音楽家として活躍した時期はほとんど重なっているのだろう。
それにしては、それぞれの音楽はだいぶ違う。
シベリウスを別にすれば2人の2曲はこれまで聴いたことがなかったし、シベリウスとて1番は珍しい。
前2者は、現代音楽と言うほどでもないけど楽しめなかったのは、これまで馴染んでいなかったからだろう。
特に詩篇交響曲は馴染むと面白くなると思う。弦パートからバイオリン、ビオラが、木管パートからクラリネットが外され、その代わりに管楽器の強化とピアノ2台、それに混成四部合唱が加わるという変則な管弦楽編成の意図は分からないけど、きっとそのうち味が出る…という予感。
シベリウス第1番は、ナマで聴くのは初めてかと思っていたが、記録を調べたら、2015年以後で読響と神奈川フィルで聴いていた。全く記憶はアテにならない。
コンサートで取り上げられるシベリウスの交響曲は圧倒的に第2番だ。それ以外は…とついでに調べたら、1番の他に5番、7番なんてのも聴いていたな。でも1番も忘れていたくらいで、2番以外はどうも印象が薄い。どの曲も、確かにシベリウス印は溢れていて、ほかの誰かの作品だと間違えるようなことは絶対にないだろうけど、2番が出来過ぎなのかもしれない。
♪2017-152/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-26