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2024年9月19日木曜日

MINAMI バイオリン・リサイタル

2024-09-19 @王子ホール



MINAMI:バイオリン(吉田南)
大伏啓太:ピアノ

ドボルザーク:ソナチネト長調 Op.100,B.183
ヒンデミット:バイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.11-1
コルンゴルト:組曲「から騒ぎ」Op.11
シベリウス:5つの小品 Op.81から
「マズルカ」「ロンディーノ」「ワルツ」
ベートーベン:バイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」
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リヒャルト・ワーグナー:アルバムの綴りイ長調(ロマンス)
クライスラー:ドボルザークの主題による「スラブ幻想曲」






随分久しぶりの王子ホール。改修後は今日が初めて。
とても音がいいのに吃驚。
あんな見事なスタインウェイを聴いたのはこれまでなかったかも。雨上がりというのも功を奏したかもしれないのだけど。

Vnもストラディの魅力を発揮して、手指
腕が楽器と一体となって、奏者の息遣いも聴こえてくる感じ。こういうのが、「音を楽しむ」喜びだよ。

変わったプログラムでベト9番とシベの1曲以外は初聴きだったけど、音が美しいから、何でも気持ちよく聴けた。

♪2024-126/♪王子ホール-16

2018年9月25日火曜日

神奈川フィルの名手による室内楽シリーズ《名曲の午後》第11回 「室内楽によるブルックナーの『交響曲第7番』」

2018-09-25 @フィリアホール



石田泰尚:第1バイオリン/神奈川フィル首席ソロ・コンサートマスター
直江智沙子:第2バイオリン
大島亮:ビオラ
門脇大樹:チェロ
米長幸一:コントラバス
齋藤雄介:クラリネット
豊田実加:ホルン
中桐望:ピアノ
北村朋幹:ピアノ
西沢央子:ハルモニウム

ヒンデミット:朝7時に村の湯治場で素人の楽団が初見で演奏をする「さまよえるオランダ人」序曲
ブルックナー(E.シュタイン、H.アイスラー、K.ランクル編曲):交響曲第7番ホ長調WAB107(混合九重奏版)

ブルックナーの交響曲はマーラーほどではないが、毎年どこかのオケが取り上げるので、記録を残している2014年以降、僕は1年に4本弱平均で聴いている。とはいえ、全10曲もあるから、中には第1番のように生では聴いたことがない作品もあり、第2、6、8、9番は1度ずつしか聴いていない。多いのは第5番で、それに第4番と第7番が続く。
というわけで第7番は比較的聴く機会が多い。にもかかわらず、馴染みが少なく、あまり良い印象を持っていなかった。

今回、神奈川フィルの首席クラスで、室内楽としてブルックナーの第7番をやるというのでずいぶん楽しみだった。

「神奈川フィルの名手による室内楽シリーズ《名曲の午後》」の前回はシューベルトのロザムンデ(原曲は弦楽四重奏曲)を弦楽十二重奏で演奏したのが面白かったが、今回は、弦5部各1人ずつにピアノ連弾、ホルン、クラリネット、ハルモニウムという非常に変わった編成の10人による九重奏だ。

こういう小編成でやると、各声部の動きがよく分かるので、その点では面白く聴いた。が、当然ながらオケのようなアンサンブルに厚みがないし、せめてティンパニーでも入っておれば迫力も出たろうけど、えらくおとなしい音楽になってしまった。

かの大作を、手軽に演奏してみる、という楽しみのために編曲されたのではないか。聴手より、むしろ演奏家たちの楽しみのための作品だ。

ロザムンデと異なって、この音楽は、やはり大規模なオーケストラで味わいたいな。

♪2018-118/♪フィリアホール-03

2017年11月11日土曜日

N響第1870回 定期公演 Aプログラム

2017-11-11 @NHKホール


マレク・ヤノフスキ:指揮
NHK交響楽団

フルート:甲斐雅之
オーボエ:青山聖樹
クラリネット:松本健司
ファゴット:宇賀神広宣
ハープ:早川りさこ

ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
ヒンデミット:木管楽器とハープと管弦楽のための協奏曲
ベートーベン:交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」

マレク・ヤノフスキを初めて聴いたのは16年ぶりにN響に客演した3年半前のブルックナー第5番だった。その時に初めてブルックナーがいいなあと思った。
次に聴いたのが今年4月の「神々の黄昏」(演奏会方式・文化会館・N響)で、これはもう、こう言っちゃ悪いが、誰が振ったって素晴らしいのだけど、特にN響の演奏が引き締まっていたのはやはり、ヤノフスキの力なのかもしれない。

ヒンデミットの2曲は初めて聴いた。つまらない。
2曲めは木管4本が指揮者の前で、ハープが指揮者の後ろで5人が指揮者を取り囲むように円陣を組んだ。彼らが独奏だから当然だ。
でも、彼らの後ろのオケには木管が一人もいない。この作品のオーケストレーションにおいて、木管は4種4管しか使われていないのだから、後ろで吹いていても音楽に変わりはないのだけど、一応独奏だから、「晴れ舞台」に出したのだろうな。

この木管が指揮者を取り囲むスタイルは、昨秋のウィーン・フィル(+ズービン・メータ)がシューベルトの交響曲第8番で初めて見て驚いた。今日のヒンデミットは一応協奏曲なのだから独奏楽器を前に配置するのは納得できるが、交響曲で木管パートを全員(8人)最前列で円陣を組ませるというのは一体何の意図だったか、未だに分からない。ま、一定の距離をもって聴く分には木管が舞台のどこに配置されていようとあまり音楽に関係ないのだと思うが。
でも、関係ないなら、定位置でやってほしかったな、と今頃までウィーン・フィルへの恨み言。

プロの演奏でベートーベン「英雄」を聴くのは昨夏の日フィル以来。ヤノフスキのテンポが良かった。速やめだ。これが好きだ。速いけど、オケは隅々まで神経が行き届いていてがさつさは無い。
第3楽章が終わると、間髪入れず第4楽章に入った。これがいい。ここをゆっくり休憩などしていると緊張感が損なわれてしまう。
ヒンデミットなどの退屈音楽を聞いた直後に正々堂々のベートーベンで大いに気分を持ち直した。やはり、ベートーベン。何と言ってもベートーベン。よく考えて音楽が作ってあるなあ、と感心する。

ところで、この日の編成はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットはベートーベンの指定の≪倍管≫で各4人ずつだった。
これも迫力があって良かった。

2017-177/♪NHKホール-10

2017年9月17日日曜日

東京交響楽団 川崎定期演奏会 第62回

2017-09-17 @ミューザ川崎シンフォニーホール


アレクサンドル・ヴェデルニコフ:指揮
東京交響楽団
東響コーラス♪

ヒンデミット:バレエ組曲「気高い幻想」
ストラヴィンスキー:詩篇交響曲♪
シベリウス:交響曲第1番ホ短調 作品39

シベリウスが1865年生まれで、ついでストラヴィンスキー、ヒンデミットが一番遅く1895年というから3人の年齢は最大でも30歳の差だ。それに没年の間隔は14年しかないから、音楽家として活躍した時期はほとんど重なっているのだろう。
それにしては、それぞれの音楽はだいぶ違う。

シベリウスを別にすれば2人の2曲はこれまで聴いたことがなかったし、シベリウスとて1番は珍しい。
前2者は、現代音楽と言うほどでもないけど楽しめなかったのは、これまで馴染んでいなかったからだろう。
特に詩篇交響曲は馴染むと面白くなると思う。弦パートからバイオリン、ビオラが、木管パートからクラリネットが外され、その代わりに管楽器の強化とピアノ2台、それに混成四部合唱が加わるという変則な管弦楽編成の意図は分からないけど、きっとそのうち味が出る…という予感。

シベリウス第1番は、ナマで聴くのは初めてかと思っていたが、記録を調べたら、2015年以後で読響と神奈川フィルで聴いていた。全く記憶はアテにならない。
コンサートで取り上げられるシベリウスの交響曲は圧倒的に第2番だ。それ以外は…とついでに調べたら、1番の他に5番、7番なんてのも聴いていたな。でも1番も忘れていたくらいで、2番以外はどうも印象が薄い。どの曲も、確かにシベリウス印は溢れていて、ほかの誰かの作品だと間違えるようなことは絶対にないだろうけど、2番が出来過ぎなのかもしれない。

♪2017-152/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-26

2016年5月30日月曜日

東京都交響楽団第808回 定期演奏会Aシリーズ

2016-05-30 @東京文化会館


秋山和慶:指揮
東京都交響楽団
エリック・ル・サージュ:ピアノ*

ヒンデミット:金管と弦楽のための協奏音楽 op.50
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491*
R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』組曲
--------------
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 作品から第12曲*


ヒンデミット(1895-1963)。
名前は知っているし、交響曲「画家マチス」(同名歌劇からの再構成)はビデオも持っているから、作品に無縁だったという訳でもないけどまともに聴いたことはなかった。
実際聴いてみても面白くもない。
調性が拡張されていて無調音楽ではないけど、親しみが感じられない。
それに、なぜ金管なのか?弦楽器には金管より木管の方が馴染むのになあ、などとその意図をあれこれ考えていたらいつの間にか終わっていた。
どうも現代の音楽は苦手だ。

楽しみだった「バラの騎士」。
R・シュトラウスの音楽は現代音楽的な雰囲気を覗かせながら母体はロマン派という、いわば最後のロマン派の面白さがあると思う。それに交響詩などの管弦楽作品はオーケストレーションが華麗で楽しい。
しかし、今日の演奏ではあまりその華やかさが感じられなかった。これはホールのせいかも知れない。
独奏ピアノも弱かったもの。


独奏ピアノのエリック・ル・サージュがアンコールで弾いたのが、シューマンのピアノ独奏曲:ダヴィッド同盟舞曲集の第12曲。かすかに耳に覚えがあったが、後刻都響のサイトに書いてある曲名を読んで思い出した。家のCDで確認したらわずかに39秒という超小品。シューマンのピアノ曲はショパンよりわかりやすくて気楽に聴けるのがいいが、アンコールに応えるならせめて数曲組み合わせて弾かないものかと思ったよ。


♪2016-076/♪東京文化会館-07

2016年5月3日火曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016 No.125 自然へのオマージュ〜文学と音楽の至福の出会い

2016-05-03 @東京国際フォーラムB7


ダニエル・ロイス (指揮)
ローザンヌ声楽アンサンブル
サイモン・サヴォイ (ピアノ)


プーランク:7つの歌
ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの詩による3つの歌
ラヴェル:3つの歌
ヒンデミット:古い詩文による6つの歌 op.33
フォーレ:ラシーヌの賛歌 op.11/魔人たち(ジン)op.12


ヒンデミット以外は全員フランス人作曲家の作品。
どうしてフランスもので固めなかったのだろう?

最後のフォーレ「魔人たち」のみピアノ伴奏付き、他はすべてア・カペラ。どうして全部ア・カペラで固めなかったのだろう?

と、プログラムには疑問を持ったが、声はきれいだしアンサンブルも見事。
「ラシーヌの賛歌」以外すべてが初聴きだったが透明感のある歌声に満足。


♪2016-54/♪東京国際フォーラム-03