2017-09-09 @みなとみらいホール
外山雄三:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
外山雄三:オーケストラのための“玄奥”
シューベルト:交響曲第7番ロ短調 D759「未完成」
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 作品100
客演指揮の外山雄三は大昔に京響を聴いた事があるくらいで、ほぼ半世紀は縁がなかった。神奈川フィルの第2代音楽監督として92年から4年間、このオケを鍛えたそうだが、これも四半世紀前のことでその頃は神奈川フィルを聴くこともなかったのでやはり縁はなかった。むしろ、N響の正指揮者としてTVでよく顔を見た。N響正指揮者という立場は79年から今も継続しているが(終身職らしい)、N響では一度も聴いたことがない。
ま、こう言っちゃ何だが、ずいぶん古い人に随分久しぶりにお会いする事になった。
彼自身の作品「オーケストラのための”玄奥”」は2015年初演らしく、首都圏での演奏は今回はじめてらしい。
外山作品では「オーケストラのためのラプソディ」が超有名で、と言うか、そこれしか聴いたことがない。”玄奥”もその延長線上のもののようで、民謡をベースにしたもので親しみやすかった。
シューベルト、プロコフィエフは特に変わったこともなかった。正統といえばそういうことになるのだろうか。ただ、十分リハーサルが行き届いている風ではなかった。
♪2017-146/♪みなとみらいホール-32