2024年2月4日日曜日

横浜交響楽団 第729回定期演奏会 【新春コンサート】

2024-02-04 @県立音楽堂



鈴木衛:指揮
横浜交響楽団
坂本真由美:ピアノ*

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲 K492
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op54*
シューマン:交響曲第1番変ロ長調 op.38「春」
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シューマン(リスト編):献呈*



フィガロ序曲にシューマンがPf協と交響曲1番と嬉しいプログラム。
が、フィガロの出来は大いに残念。音楽堂は容赦がないね。ミューザだったらもう少し上手に聴こえたろうけど。

しかし、次のPf協がとても良かった。Pf独奏の坂本真由美って人は名前も知らなかったけど、冒頭の掴みで良いスタートを切ったと思ったよ。3楽章へアタッカで入る手前の間の取り方が独特な感じがしたが、彼女の好みなのか、指揮者の好みなのか。僕の好みではなかったけど、終わってみれば堂々として好感。Stwがキラキラ輝いていた。
オケも、奏者全員取り替えたかと思うくらい、良い出来になった。

Encが渋く、シューマン(リスト編)の「献呈」だった。
この曲、前奏を聴くだけでパブロフの犬状態で、万感胸に迫ってくる。

最後の交響曲1番。これがまた難しそうだった。
特に序盤を緊張感を持って維持するのはプロでも難しいと思うが、バラバラな印象だった。
シューマンは盛り込みすぎだと思うな。

♪2024-021/♪県立音楽堂-02