2023-08-06 @ミューザ川崎シンフォニーホール
広上淳一:指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
ベートーべン:交響曲第6番ヘ長調 「田園」 Op.68
ベートーべン:交響曲第5番ハ短調 「運命」 Op.67
今日のプログラムは、本来ならミッキー(井上道義)が振る予定だったが、病気のために広上淳一に代わった。
その時に曲目もご破産にすべきところ、これを変えず、しかも、ミッキーの考えた趣向をそのまま取り入れてやることになった…とプログラムや開演前の説明にある。
一体どんな趣向だったのか?詳らかには知る由もなし。
ベト6番を小編成で、ベト5番を大編成で、ということだったのだろうか?
であるなら、そのなぜそうするのか、理由を明らかにしてくれないと聴いている方は気分がもやもやだ。
独りよがりの企画を受け継いだ方も独り合点して本来の「趣旨」…そんなものが本当にあったのか疑問だが…は聴衆に正しく伝わったのだろうか?
5番は16-14-12-10-8という16型の標準形だった。計60人だ。
どちらも現代の感覚では小さすぎー大きすぎる。
5番も6番も12型か14型が多い。5番を16型で演奏した例は「何でも16型でやりたい都響」以外では聴いたことがない。
べートーべンが書いた管打楽器の数は決まっているので、それに相応しい弦の数として、12-14型に落ち着いてきているのだろう。
なのに、両方とも極小-極大にして演奏した趣旨は那辺に在りや!
なお演奏はいつもの新日フィルの演奏で、問題はなかったし、それなりに楽しめたけど、やはり6番は薄かったな。
そもそも、ベトの5番-6番初演時の弦の編成はどうだったのか?
これがなかなか分からない。
そこで、しょっちゅう嘘を答えて謝ってばかりのChatGPTに尋ねてみた。
添付画像はその時の答えだ。
アテにはできないが、反証できないし、こんな感じかなとも思う。
♪2023-139/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-18