2023-04-26 @サントリーホール
パーヴォ・ヤルヴィ:指揮
NHK交響楽団
マリー・アンジュ・グッチ:ピアノ*
シベリウス:交響曲第4番イ短調 作品63
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43*
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」作品32
ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」は今年4回目。ま、ラフマニノフ生誕150年だから。
他の2曲は初ものか…と思って聴いていたけど、違ったね。
シベリウス:交響曲第4番はシティ・フィルで、「フランチェスカ・ダ・リミニ」は都響で聴いていたけど、忘れていた。
この準初モノの2曲は、いずれも冒頭の低弦の力強く美しい響きに惹き込まれた。
特に、チェロ客演首席は元神奈川フィル首席の山脇氏で、12月のB定期以来2度目(あるいは僕が聴いていないC定期にも客演したのかもしれないが。)。
彼が美音でN響チェロ・グループを率いているのを聴くのは地元民として嬉しい。
「パガ狂」を弾いたグッチ女史は初聴き。珍しくプログラムに生年が書いてあって、97年生まれというから26歳くらい。
写真では田舎の娘さんという感じだったが、実物は、やはり野暮ったいけど可愛らしい。
何度もカーテンコールに呼ばれたのにアンコールはなかった。
演奏の方は問題なしだけどさほど感銘もなかった。
今年聴いた4回の中では上原彩子がベスト!
余談:ロダン「接吻」の原題は「フランチェスカ・ダ・リミニ」だそうな。吃驚!
♪2023-071/♪サントリーホール-10