2022-02-19 @新宿文化センター
大勝秀也:指揮
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
台本・演出:高木達
作曲・音楽監修:伊藤康英
伊集院正男⇒山本康寛
伊集院薫⇒鳥海仁子
垣内教授⇒山田大智
伊集院忠義⇒江原啓之
伊集院ハナ⇒きのしたひろこ
赤毛の女⇒鳥木弥生
卓也⇒松原悠馬
美穂子⇒神田さやか
マルちゃんのママ⇒鈴木美也子
マミ⇒山邊聖美
ルミ⇒高橋香緒里
ユミ⇒遠藤美沙子
オペラ:伊藤康英「ミスター・シンデレラ」
全2幕〈日本語上演/日本語字幕付〉
予定上演時間:約2時間20分
第Ⅰ幕 55分
休憩 20分
第Ⅱ幕 65分
登場人物に蜜蜂の研究をしている教授がいて、その彼を誘惑するのが鳥木女史の役柄。そして、たしかに「みつばち先生」は、バスルームから悩ましくも呼ばれたのである。
チケ取りが遅かったので、好みの良席は残っていなかった。
案の定、音圧・響などに不満があったが、席のせいというより、このホールがアコースティックに向いていないように思った。
また、話の内容が大ホール向きではないし、オケが必要なのか、とも思った。
つまり、小ホールで室内楽程度で、客席とも親密に環境ならもっと没入できたかもしれないが。
男が、間違って、女王蜂の性ホルモンからできた秘薬を飲んで、潮の干満に合わせて女になったり、男に戻ったりする。
浮気していると誤解した男の妻との間がややこしいことになる。彼女自身もそんな亭主より上司に気持ちが傾き、亭主の方も、女になっているときに妻の上司を誘惑しようとする。
すったもんだの挙句、元の鞘に。という話だが、初演が20年も前だそうで、内容的にも今日のジェンダー問題を意識しているとは思えない。
今や、男が女になる…という話であれば、避けて通れない性自認の問題に関して、プログラムには後付けの説明が書いてあったが、そうじゃないだろ、という感じ。
♪2022-022/♪新宿文化センター-01