2022-02-17 @サントリーホール
井上道義:指揮
読売日本交響楽団
服部百音:バイオリン*
ショスタコーヴィチ:バイオリン協奏曲第1番イ短調 作品77*
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 作品47
----アンコール--------------------
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト:シューベルトの『魔王』による大奇想曲」作品26*
前半は服部百音が独奏のバイオリン協奏曲第1番。
この曲はなぜか、取り上げるオケ、バイオリニストが多く、いろんな人で何度も聴いているが、その割になかなか馴染めない。
第1楽章がいつも眠くなる。
2楽章以降は面白くなるが。
超絶技巧かどうか知らないが超絶体力は必要みたい。
熱演だった。きょうは普段より後ろの席だったが、十分に聴こえていた。ま、オケの音量も小さいからね。
後半の5番交響曲だが、僕の耳にはどうもテンポが遅く、個々の要素がかちっと組み合わさっていないように思えた。
もちろん、大体が賑やかで緊張感に包まれた音楽なので、終盤に近づくにつれてアドレナリン分泌が高まる筈なのだけど、どうもテンポのもどかしさを最後まで払拭できずじまいだった。
オケがMaskだらけだったのが大いなる落胆を招いた。
これまで、東フィルと読響はNoMaskを通してきたのに、今日はどうして?
Maskをするオケでも弦のTopはNoMaskが普通だったが、今日は遠藤女史を含め首席も末席もMaskが多かった。
なぜ彼らはMaskをするのか?訳が分からない。
健康管理を徹底し、検査を徹底し、換気を徹底し、楽屋や袖でも密を避けて、長話を避ければ、舞台でしゃべる訳ではないのだから、Maskが必要なはずがない。
だからこそ、読響と東フィル(実は僕が定期会員になっているオケでもう一つ横浜バロック室内合奏団)は、これまでNoMaskを通してきたのだと思っていた。
そうじゃないのか。
これまではMaskするのを忘れていただけなのか?
でなければ、今日の読響の弦パートは多分、皆んな感染しているのだ。そして舞台はウィルスだらけなのだ。恐ろしや。
♪2022-017/♪サントリーホール-01