2021-08-03 @ミューザ川崎シンフォニーホール
鈴木秀美:指揮神奈川フィルハーモニー管弦楽団
バイオリン:郷古廉*
ドボルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92
シューマン:バイオリン協奏曲 二短調 WoO23*
ドボルザーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88
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J.S.バッハ:無伴奏バイオリン組曲第2番 ニ短調 BWV1004から サラバンド*
今夏の”フェスタサマーミューザ”も今日で4回目。
同じ席で短期集中で多くのオケを定点観測できるのはとてもいい。
しかし、響の良いミューザではどのオケでもそれなりに聴こえてしまうので、演奏ミスでもしない限り、どのオケも良かった!ってことになりそう。
鈴木秀美と神奈川フィルの組合せを聴くのは4回目。
近頃満足度の高いこのオケは今日も好調だった。
ドボルザーク2曲は弦12型。
何れも熱演だったが、2曲とも客席の拍手はなぜかフライング気味だった。それほど盛り上がっていたとも思えなかったが。
興味深いのはシューマンのVn協だ。
生では初聴き。
CDでは何度か聴いていたので特徴的な第1楽章冒頭でああそうそうこれだ、と思い出した。
難しい割に独奏Vnパートが地味なこともあって、あまり取り上げられないようだ。郷古廉はよく挑戦したものだ。
この曲では弦が8-6-4-3-2という超コンパクト。
これが良かった。
独奏Vn自体が良く鳴っていたが、オケとの協和も程よく仕上がっていたと思う。
コンマス﨑谷君はもうちょっと愛想良くした方がいいな。