ニコラス・コロン:指揮
東京都交響楽団
キット・アームストロング:ピアノ*
ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.ⅩⅧ:11*
ストラヴィンスキー:バレエ組曲《火の鳥》(1945年版)
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ハイドン:ファンタジアハ長調 Hob.XⅦ:4*
A定期のC定期への振替え手続きが遅くなり、席を選ぶのに真ん中(指揮者の背を見るライン=左右のバランス重視)を優先したら1階の最後列しか残っていなかったが、芸術劇場の1階最後列は前から20列目なので、みなとみらいホールやサントリーホールなどでいえば結構良い席で、この辺が大好きという人も多いだろう。
僕はもう少し前が好きだが。
予てから、芸劇では音響の悪さに閉口しているが、今回の席もやはりダメだった。結局どこで聴いてもダメなのだ。
残響がどうのという前に音が舞台から出て来ない感じだ。
もやーっとして音像が定まらぬ。
折角のK.アームストロングのピアノも音圧が低く粒だちが悪いので、音楽に没入できない。
「火の鳥」の「凶悪な踊り」まできて金管が靄を切り裂いて咆哮すると、漸く惹き込まれた。演奏は良かっただけに残念也。
♪2019-009/♪東京芸術劇場大ホール-01