2014年11月27日木曜日

第68回全日本学生音楽コンクール全国大会in横浜 フルート部門中学の部/高校の部

2014-11-27 @みなとみらいホール



参加者:地方予選を勝ち抜いてきた中学生10人、高校生14人

フルート部門中学校の部入賞者

第1位 脇坂颯(わきさか・ふう)
第2位 古賀奏美(こが・かなみ)
第3位 齋藤遥(さいとう・はるか)
第3位 靏野帆香(つるの・ほのか)
横浜市民賞 齋藤華香(さいとう・かこ)

フルート部門高校の部入賞者
第1位 清水伶(しみず・りょう)
第2位 山本英(やまもと・はな)
第3位&横浜市民賞 園田賀家⇒そのだ・かえ


日本音楽コンクール(1932年~)の後塵を拝して学生のみを対象として1947年に始まった。いずれも毎日新聞の主催、NHKも主催又は後援している。

2007年からは横浜で全国大会(チェロだけは東京大会が同時に全国大会となっている。参加人数が少ないからだろう)が開かれるようになって、それを機に本選の1位~3位とは別に各部門に横浜市民賞が送られることになった。




今年の例はチェロを除いて、
①フルート部門(中学校の部/高校の部)
②ピアノ部門(高校の部/小学校の部/中学校の部)
③バイオリン部門(小学校の部/中学校の部/高校の部)
④声楽部門(高校の部/大学の部)
と、計4部門10部に順位が決められ、各部毎に横浜市民賞が送られる。



この横浜市民賞を選定するのが、各部毎に応募に拠って決められた横浜市の横浜市民を代表する市民賞選定員であって、これに僕はここ3年連続して応募している。
その当選倍率はどれくらいか分からないけど、まあ、半分以上の確率で当選するようだ。
今年、ピアノ部門は応募できなかった(他の用事と重なった)し、応募した部について外れたものもある。

応募すると缶詰状態になって、彼らの演奏を審査員と一緒に聴くことになる。
しかし、横浜市民賞は、あくまでも素人の目に、耳に感動を与えてくれたかどうかが選定基準なので、楽器や音楽の専門家である必要はないし、むしろそれは邪魔なのかもしれない。




一つの部門の一つの部にだいたい二十数人~三十人位の選定員が選ばれ、各部門の各部毎に演奏終了後30分程度で投票して1人を選出するのだ。
技量とは関係ないのだけど、終わってみると、やはり本選で入賞した人が横浜市民賞を受けることが多いように思う。
アマチュアの目も、否、耳もまんざらではないのだ。



余談ながら、今日のフルートの中高生の各部門の優勝者は市民賞とは別に僕が多分この子だな、と思ったとおりの人が1位になった。素人目にも群を抜いていたように思った。

個人的にはこれらの部門・部に3年間選定員として継続して関わりあってきたので、出場者の多くが顔なじみだ。


高校1位の清水くんも一昨年は中学の部で1位、昨年は全国大会には姿を見せなかったが、今年は捲土重来で高校1位に輝いた。
高校の横浜市民賞の園田賀家(かや)さんは一昨年も出場だったが入賞ならず、昨年は姿を見なかったが、今年は3位入賞を果たし市民賞も獲得。僕より背が高くなっている!
彼らのこの2年間の確かな成長を目の当たりにして自分はどうか?とは思わないことにする。

♪2014-109/♪みなとみらいホール小ホール-45