2018-05-17 @国立劇場
彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
●須磨浦の段
お菊⇒竹本三輪太夫
内匠⇒豊竹始太夫
友平⇒竹本小住太夫
弥三松⇒豊竹咲寿太夫/鶴澤清友
●瓢簞棚の段
中 豊竹希太夫/鶴澤寛太郎
奥 竹本津駒太夫/鶴澤藤蔵・鶴澤清公
●杉坂墓所の段
口 豊竹亘太夫/野澤錦吾
奥 豊竹靖太夫/野沢錦糸
●毛谷村六助住家の段
中 豊竹睦太夫/野沢勝平
奥 竹本千歳太夫/豊澤富助
人形役割
娘お菊⇒吉田勘彌
弥三松⇒吉田簑太郎
友平 ⇒吉田文昇
内匠 ⇒吉田玉志
佐五平⇒吉田玉勢
お園 ⇒吉田和生
伝五右衛門⇒吉田玉佳
六助 ⇒吉田玉男
母お幸⇒桐竹勘壽
ほか
一昨日、鑑賞したばかりだが、頭に入っていない部分があって、気になってもう一度観ることにした。
「毛谷村」の段で、お園は父の決めた許婚六助に出会い、急に女らしく振る舞うようになるのだが、夕飯の支度をする時にかまどに火吹き竹で息を送る際に、あまりに慌てていて尺八を口にするシーンが歌舞伎にはある。
最初の鑑賞の際、ボーッとしていて、それに気づかなかった。果たして尺八の場面はあったのかなかったのか、それが気になってならない。それで、第1部の鑑賞日に第2部のチケットがあるかどうか調べたら幸いなことに良い席が残っていたので即GETした。
ところが、朝から第1部4時間超を観た後に、続いて第2部を観るというのはなかなかしんどいものがある。
いよいよというところまで来てまたもや注意散漫になってしまった。
「彦山権現誓助剣」は休憩込みで4時間37分もあるので、最後の毛谷村迄行きつく頃は相当疲れが溜まっていたのだ。
結局、火吹き竹の場面は確認できずじまいだった。
六助がお園や姑の見送りを受け、梅の枝と椿の枝を背中に挿してもらって仇討ちに出かけるところは観ていたのだけど。どうも、その瞬間、エアポケットに落ち込んだみたいだ。
ま、2回観たので、全体像ははっきりしてきたので良かったけど。
しかし、朝から通せば9時間37分だ。
休憩が合計90分。第1部と第2部の間の切り替えの時間が38分あったとはいえ、1日で2部とも観るというのはかなりの体力勝負だ。
♪2018-056/♪国立劇場-08
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