2017-03-30 @東京文化会館
バイオリン:堀正文
チェロ:イェンス=ペーター・マインツ
ピアノ:清水和音
ハイドン:ピアノ三重奏曲 第25番 ト長調 Hob.XV:25 《ジプシー・ロンド》
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 op.49
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 op.50 《偉大な芸術家の思い出に》
メンデルスゾーンとチャイコフスキーのピアノ・トリオの組み合わせなんて個人的には理想的だ。最近ちょっと傷心を愉しんでいるので癒しにぴったり。
でも2週間前に同じ場所で聴いたベルリンフィル三重奏程の調和は不足。また、10日前の山根君らの演奏程にも琴線を震わせなかった。達者に軽く弾くのが、これらの作品に抱いているイメージと異なるので期待を外されてしまうのかも。
今日のコンサートはどうもチェロの音が明確ではなかった。やはり、チェロの場合は正面からせいぜい±15度くらいに収まらないとだめなんじゃないかと思った。ほぼ正面に楽器を見ないと(先日の多重奏も然り)音楽に入ってゆくのが難しい。今日の演奏は特にそういう感じだった。
♪2017-48/♪東京文化会館-04