2016-06-04 @県立音楽堂
キンボー・イシイ:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
スティーヴン・パウルス:スペクトラ
ラヴェル:クープランの墓
ハイドン:交響曲第102番変ロ長調Hob.I:102
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アンコール
ビゼー:組曲「アルルの女」第1番から第3曲「アダージェット」
スティーヴン・パウルス(米1949-2014)なんて作曲家は知らない。
Wikipediaにも出ていない。Youtubeでもヒットしない。Amazonでも見当たらない。
当然、「スペクトラ」も初聴き。
完璧に現代の人による現代の作品だけど、これが案外分かりやすい。でも、好きじゃないけど。
ラヴェルの「クープランの墓」、ハイドン「交響曲第102番」。
いずれも残響の少ない音楽堂向きの音楽だ。
音質は明瞭だが、弦の高音部に難があった。音楽堂では全くごまかしが効かないからオケも大変。
しかし、本当に巧いオケになると(いや、神奈川フィルも時に信じられないような胸を打つ演奏を聴かせてくれるのだけど。出来栄えに波がある。)このソリッドな響が良い味わいになる。
♪2016-79/♪県立音楽堂-04