2016-06-10 @サントリーホール
小泉和裕:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
シューマン:「マンフレッド」序曲 作品115
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 作品56a
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73
しばらく独ロマン派を聴いていなかったが今日はシューマン+ブラームスでアトホームな安心感。
それに日フィルをサントリーで聴くのは久しぶりだ。
しかし、昨日の都響でも感じたことだが、弦にもっと透明感がほしい。
音楽の解釈がどうこう言う前に、リズム、テンポ、アーティキュレーションも大切だけど、まずもってなにより<音>だ。
弦の高域の細いピアニシモの濁りのない響を聴きたい。
<音>さえよければたいていは問題ない。それが"クラシック"の良さだ。
でも、最近どうも、どこのオケを聴いても、弦に耳障りな音が交じるように思う。高音域では特に強く感ずる。
とはいえ、今日の日フィルも終盤に行くにつれだんだん良くなってきた。
ブラームス交響曲2番終楽章は怖いほどの迫力だったなあ。
弦の響に関しては聴き方の修行もしなくちゃいけないのかもしれないけど。
♪2016-081/♪サントリーホール-07