ミュージカル:コーラスライン
ザック役:アーロン・パトリック・クレイヴン
シーラ役:カーリア・デイヴィス
マギー役:ヴェロニカ・フィアオーニ
コニー役:サマンサ・チョー・グロスマン
クリスティン役:エリカ・ジェーン・ヒューズ
ボビー役:ライアン・コーバー
キャシー役:マディソン・ティンダー
ディアナ役:ナタリー・ブルジョワ
ロイ役:ギデオン・チコス
ブッチ役:ジョヴァンニ・ダ・シルヴァ
ヴィッキー役:ハンナ・フェアマン
ロイス役:エミリー・フランクリン
フランク役:デヴィッド・グラインドロッド
トリシア役:ゾーイ・シュナイダー=スミス
ほか
原案・オリジナル振付・演出:マイケル・ベネット
演出・振り付け・再構成:バーヨーク・リー
音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
劇団四季版は初演から何度か観た(日生劇場)。
今回はブロードウェイの引越公演。バーヨーク・リー(昨秋NHKBS「奇跡のレッスン」での彼女の人柄、生き方、魅力が素晴らしかった!ブロードウェイ「コーラスライン」オリジナルキャスト)も振付け・再構成に参加している。
さぞや迫力があるだろうと期待したが、驚くような出来ではなかった。初演時の四季の方がよほどか衝撃だったな。
とはいえ、耳に馴染んだ「One」、「at the Ballet」などは美しいし、キャシーのダンス、長い脚を目一杯上げての群舞などは原始脳を興奮させてくれる。
オーディションを受ける若者たちの「生い立ちの記」の告白もあまり湿っぽくならず、その分感情移入ができないのだけど、むしろあっさり片付けて正解だと思う。
「稽古場」が舞台の所謂<密室劇>なので県民ホールのような広い舞台、広い客席(2,500席)には向かない芝居だ。
元の額縁の中に小さな額縁を作り舞台を狭くして演じられた。
僕は1階前から4列目の良席をGETしていたから問題なかったが後方席からは観づらかったろうし、舞台そのものが持つ迫力には欠けたろう。
日生劇場クラスが一番向いているのだけどなあ。
♪2018-103/♪県民ホール-02