2018年8月12日日曜日

フェスタサマーミューザ2018 東京交響楽団 フィナーレコンサート ≪祝 バーンスタイン生誕100年≫

2018-08-12 @ミューザ川崎シンフォニーホール


秋山和慶:指揮
東京交響楽団

テューバ:田村優弥(ミューザ・ソリスト・オーディション2016合格者)
幸田浩子:ソプラノ♡
中川晃教:シンガーソングライター/俳優◆

●ジョン・ウィリアムズ:オリンピック・ファンファーレ
●ジョン・ウィリアムズ:テューバ協奏曲
●バーンスタイン:「キャンディード」序曲
 「着飾って浮かれましょ Glitter and be Gay♡
 「キャンディードの哀歌 Candide's Lament◆
 「なんて幸せな二人 Oh, Happy We」♡◆ 
●バーンスタイン(C.ハーモン編):組曲「キャンディード」
●バーンスタイン:ディヴェルティメント
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●バーンスタイン:ウェストサイトストーリーから”トゥナイト”♡◆

在京十オケがミューザ川崎シンフォニーホールに集う夏祭のオープニングとフィナーレコンサートはいつも東京交響楽団の出番だ。ミューザがホームだから。

それにしてはいつも選曲が悪い。
なんで、ここで「祝バーンスタイン生誕100年」なのか。
なのに、ジョン.ウィリアムズ(スター・ウォーズ、E.T.、未知との遭遇等の作曲家)が2曲も入っているのはなぜか。分からないまでも映画音楽ならともかく、テューバ協奏曲では独奏者には申し訳ないが楽しめない。

肝心のバーンスタイン作はミュージカル「キャンディード」関係の数曲(歌入り3曲含む)と嬉遊曲(小品8曲集)。芯とか核になる作品がなく、つまるところ小品集のようなものだった。

これではフェスタサマーミューザのフィナーレとしては弱い!すっきりして帰れないな…と思っていたが、アンコールで再度登場した幸田と中川がオケをバックに歌った「トゥナイト」がなかなかの名演名唱。ようやくのカタルシスで幕。

♪2018-099/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-15