2014年1月12日日曜日

YOKOHAMAグリーンオーケストラ第9回定期演奏会

2014-01-12 @みなとみらいホール



ソプラノ:白川佳子
アルト:前田真木子
テノール:浅原孝夫
バリトン:武田直之

安彦善博指揮:YOKOHAMAグリーンオーケストラ
青葉区民合唱団 女声合唱団紗綾 男声合唱団きこり 他

●ブラームス:大学祝典序曲 ハ短調
●ベートーベン:交響曲 第9番 ニ短調 「合唱付き」

アンコール
●モーツァルト:「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ニ長調、K.618

-----------------------
横浜には一体いくつアマオケがあるのか分からないが、東京に次いで多いらしい。知らないオケもいっぱい、と言うより、知っているオケの方が少ない。

YOKOHAMAグリーンオーケストラなんてのも全く知らなかったが、渡世の義理でチケットを買うことになった。
まだ、年に一度の定期演奏会が9回目。というから大したレベルではあるまい…と期待せずに出かけた。

初っ端のブラームスで、ホルンの音がひっくり返った。
弦楽器と違ってホルンという楽器はいまだに完成されていない楽器だ。プロでさえ、時に音を外すくらいだから、よほど難しいらしい。まあ、1曲めは音慣らしだ。


いよいよメインイベントの「第九」。
こちらは練習も行き届いて、それなりの出来。
まあ安心して聴いていられるアマチュアのレベルだ。

ただ、昨年11月に聴いた神奈川セリエスオーケストラの方ができたてほやほやだったが、レベルが高かったなあと改めて思った。学生主体のオーケストラだから練習も行き届いているのかもしれない。

まあ、アマチュアはそんなに頑張ってうまくならなくともいい。仲間と一緒に音楽を創ってゆくのが喜びだもの。
聴く方もそこを心得て聴かなくちゃいけないな。

ソリストはプロ。彼らはさすがに声量豊かで何の不満もなかった。

「第九」の演奏会でアンコール演奏があったのは始めてだ。びっくりした。

演奏されたのはモーツァルトの弦楽合奏と混声四部合唱のための「アヴェ・ヴェルム・コルプス」だった。
モーツァルト晩年の傑作と言われている。実に清澄な音楽だ。
これこそ生で聴く機会がない曲で、今回初めて生演奏を聴くことが出来たのは幸運だった。

♪2014-04/♪みなとみらいホール大ホール-02