2014年1月23日木曜日

第181回オルガン・1ドルコンサート~ 芸術の花開く都市、フランス・パリへの旅 ~

2014-01-23 @みなとみらいホール



春日朋子(オルガン)

♪ M.デュプレ:行列と連祷
  Marcel Dupré (1886-1971) : Cortège et Litanie Op.19 no.2
♪ M.ラヴェル:妖精の園(童話『マ・メール・ロワ』より)
  Maurice Ravel ( 1875-1937 ) : Le Jardin féerique (extrait des Contes de "Ma Mère l' Oye")
♪ L.ヴィエルヌ:「ウェストミンスターの鐘」(『幻想小品集 第3巻』作品54-6 )
  Louis Vierne ( 1870-1937 ) : Carillon de Westminster Op.54 no.6
♪ フォーレ:「シシリエンヌ」(『ペレアスとメリザンド』 作品80より)
  Gabriel Fauré ( 1845-1924 ) : Sicilienne ( extrait de "Pelleas et Mélisande" Op.80 )
♪ C.フランク:コラール 第1番
   César Franck(1822-1890): Choral no.1




わずか100円で、みなとみらいホール大ホールのパイプオルガンコンサートを楽しめるという誠にありがたい企画だ。

こういう時こそ財布の中の硬貨を減らす良い機会なのに普段小銭入れを持ち歩かないので、しっかり忘れてしまった。
しかし、モギリにはちゃんとSuicaの読み取り機が置いてあって、Suicaでも入場できるのがうれしい。
ワンコインならぬワンタッチコンサートだ。

パイプオルガンは、オーケストラと一緒に演奏される場合もある。

最近では読響のヘンリー・ウッド版ムソルグスキー「展覧会の絵」、日フィルのレスピーギ「ローマの祭」、神奈川フィルのホルスト「惑星」等もパイプオルガンが活躍していたが、たまにはソロ?でも聴いてみたい。

今日のプログラムは、2013年度の企画「ルーシー*と世界を旅しよう!」の一環で、フランス音楽をオルガンで聴くという構成だった。

オルガンオリジナルやオーケストラ作品のオルガン用編曲が取り上げられたが、フォーレの「シシリエンヌ」以外は初めて聴くものばかりだった。「シシリエンヌ」にしても、普段はチェロとピアノで聴いており、オルガンでの演奏は初めてだった。

蚊の啼くような小さな音から椅子ごと震えるような大音響まで出せるすごい楽器だなあと改めて体感。
3歳以上なら子供もOKというコンサートなので、曲間にはおしゃべりも聞こえてきたが、バ~ンと鳴り始めるとおしゃべりどころではなくなるようだ。1曲終わる度に何にか喋らずにはおれないような興奮があるのだろうな。

*「ルーシー」はパイプオルガンの愛称

♪2014-07/♪みなとみらいホール大ホール-05