2014年1月24日金曜日

三橋さゆり メゾ・ソプラノリサイタル

2014-01-24 @かなっくホール


三橋さゆり Ms
梅村百合 Pf


●フォーレ
リデノア
夢のあとに
マンドリン
水のほとりにて

月の光
●ドビュッシー
パンの笛
眠りの森の美女
●アーン
クローリスに
信じない人
私があの家にとらわれていたとき
愛される人
●プーランク
モンパルナス
パリへの旅
愛の小径
―――――――――――
●山田耕筰
この道
待ちぼうけ
ペチカ
●中田喜直
未知の扉
むこうむこう
霧と話した
サルビア
あなたとわたし
悲しくなったときは 



歌手のソロ・リサイタルは初めての経験だった。
三橋さゆりって人のことも何にも知らない。
メゾ・ソプラノってちょっと地味だなあ…と思いつつも、家から徒歩8分のかなっくホールで、料金も安価だったから、ちょいと聴いてみるかな、という気持ちだった。

三橋さんというのは、東京藝大の博士課程在籍中だそうで、今日のリサイタルが、いわばプロデビューとなるのかな。

容姿端麗で、声も可愛らしい。
歌っている間はずっと声楽的発声?なので地声は分からないけど、プログラムが全部終了してから、あいさつしたのは、やはり可愛らしい声、それも細い声だ。
あんなか細い地声でも長い時間の訓練の積み重ねで身体全部を楽器にしてしまうんだな。

帰宅後声部の音域について調べてみたけど、弦楽器が4種類に分かれている程には厳密なものではなさそうだ。声質や歌い手の得意声域で便宜的に分けているらしい。
今日の三橋さんもメゾ・ソプラノといいながら結構ハイトーンも出していたなあ。むしろ低い音が難しそうだった。



山田耕筰の3曲とフォーレの「夢のあとに」以外は(たぶん)初めて聴く曲ばかりだった。
「夢のあとに」はチェロやバイオリンの小品として定着しているけど本来は歌曲だったんだ、とこれも初めて知った。


♪2014-08/♪かなっくホール-01