2025-01-24 @東京文化会館
小泉和裕:指揮
東京都交響楽団
ミシェル・ダルベルト:ピアノ*
フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」op.80
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467*
ドビュッシー:交響詩《海》-3つの交響的スケッチ
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ドビュッシー:ベルガマスク組曲第3曲「月の光」*
何を聴いてきたか?
圧倒的にベートーベン、ブラームスを軸にした独音楽で、それに若干、チャイコやドボルザークが加わる程度で、フォーレは2度目。ドビュッシーは何と!初めてだった。
いつも、遊びも外連もない正統派がフランス音楽をどう指揮するのか興味があったが、やはり、特別なことはなくて音楽の王道をゆくという感じだった。
これはこれで良かったが、「海」に関してはもっと派手さがあっても良いのではないかと思うけど…。
モツPf協21番が珍しかった。
生では過去2回しか聴いていない。
オケがあまり取り上げないからだ。
しかし、これが良かった。都響にしては珍しい12型の弦が透明感を保って、そこにピアノがコロコロと乗る感じがいい。
よく聴けば、モツというよりベトのような情感を発見して少し驚いた。
しかし、Encの「月の光」はない方が良かった。
この曲は、文化会館のような大きなホールで聴く音楽ではない。