2021年4月11日日曜日

NHK交響楽団 04月公演

 2021-04-11 @サントリーホール


三ツ橋敬子:指揮
NHK交響楽団♢
ソプラノ:森谷真理♡
テノール:福井敬♠︎

◎モーツァルト:歌劇「魔笛」から
 ⚫︎序曲

 ⚫︎タミーノのアリア「なんと美しい絵姿」♠︎
 ⚫︎パミーナのアリア「愛の喜びは露と消え」♡

◎モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」から
 ⚫︎フィオルディリージとフェランドの二重唱「夫の腕の中に」♡♠︎

◎モーツァルト:歌劇「イドメネオ」から
 ⚫︎バレエ音楽 K. 367から「パ・スル(1人の踊り)」

 イドメネオのアリア「海の外なる胸の内の海は」♠︎
 ⚫︎エレットラのレチタティーヴォとアリア「ああ私の切望、怒り」~「血を分けたオレステよ」♡

◎ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」から
 ⚫︎バレエ音楽「春」


◎マスネ:歌劇「ウェルテル」から
 ⚫︎オシアンの歌(ウェルテルのアリア)「春風よ、なぜ私を目ざますのか」♠︎

◎マスネ:歌劇「タイス」から
 ⚫︎鏡の歌(タイスのアリア)「私を美しいと言っておくれ」♡
 ⚫︎「タイスの冥想曲」

◎プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」から
 ⚫︎ピンカートンと蝶々夫人による愛の二重唱「夕暮れは迫り」♡♠︎
ソプラノ:森谷真理、テノール:福井敬によるアリアと序曲など12曲。



「春」がテーマらしいが、ちょっと無理な説明か。

ま、それはどうでもいいや。

才能ある人のよく磨き上げられた身体こそ最高の楽器だという日頃の思いを十分に納得させてくれた。

特に福井の声はなんとも輝かしい!

先日、砂川涼子を目の前で聴いてその声の美しさに震えるような思いをしたばかりで、加えて今日の福井の輝きと併せて比べると、森谷にはその輝きが不足しているように思うが、これはもう天性のもので仕方がないのか。年齢とともに磨きがかかるのだろうか。

とはいえ、両者の歌唱もN響の演奏にも大満足。

いつか、ワーグナー作品で企画して欲しいな。

♪2021-037/♪サントリーホール-04