2021-03-29 @石橋メモリアル
トリオ・アコード
バイオリン:白井圭
チェロ:門脇大樹
ピアノ:津田裕也
ドボルザーク:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 op.21
マルティヌー:ピアノ三重奏曲第2番二短調 H.327
ドボルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調 op.90 《ドゥムキー》
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ドボルザーク:我が母の教え給いし歌
トリオ・アコードを聴くのは3回目だが、門脇・津田のコンビは石田組長と組んだトリオでもよく聴いている(し、来週もフィリア・ホールで「大公」ほかを聴く予定。)。
いつも大抵聴き終えて満足度が高い。
この日も、3人ともとてもきれいな音で繊細なアンサンブルを聴かせてくれた。
しかし、大満足とは言えず。
理由その1:
《ドゥムキー》はドボルザークのピアノ・トリオ全4曲中、僕が唯一馴染んでいる曲だけど、何を隠そう、何度聴いても素直に共鳴できないでいる。
全6楽章はいずれも民族舞踊風で親しみやすいが、全体として構成感に欠けるので落ち着かない。
理由その2:
また、この日のホールは響きすぎで、絡み合う中にも各自の音が際立つ面白さに乏しかった。