2020年12月18日金曜日

横浜バロック室内合奏団定期演奏会96回 〜バロックのクリスマス

 2020-12-18 @みなとみらいホール


横浜バロック室内合奏団
 Vn小笠原伸子*、有馬希和子+、木村浩司=、眞中望美
 Va小森佳奈、吉満太志
 Vc中垣文子、間瀬利雄
 Cb大西雄二
 Cemb平野智美
 Fl高野成祐之**

コレッリ:クリスマス協奏曲Gm Op6-8*+
ビバルディ:フルート協奏曲Fd Op10-1「海の嵐」**
マンフレディーニ:クリスマス協奏曲Cd Op6-8*=
ロカテッリ:リスマス協奏曲Fm Op1-8*=
ビバルディ:フルート協奏曲Dd Op10-3「ごしきひわ」**
サンマルティーニ:クリスマス協奏曲Gm Op5-8*=
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きよしこのよる

時季に合わせてコレッリとマンフレディーニ、ロカッティ(この2人、初めて聴く名前!)、サンマルティーニのクリスマス協奏曲計4曲にビバルディのFl協奏曲2曲。と盛り沢山だけど、いずれも短い。

「ごしきひわ」以外は全て初聴き。

聴いていくうちにみんな同じように聴こえてしまう。

一つ勉強したのは、クリスマス協奏曲というのは必ずキリストの誕生を祝う穏やかな3拍子のパストラーレという音楽が含まれているという事。

バロックは純粋に音の重なり、繋がりを楽しむものだと思うが、小難しい頭でっかちの音楽と違って気楽さが好き。

♪2020-094/♪みなとみらいホール-28

2020年12月17日木曜日

新日本フィルハーモニー交響楽団 「第九」❸特別演奏会2020

 2020-12-17 @みなとみらいホール


広上淳一:指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
二期会合唱団

ソプラノ:小林沙羅
アルト:林美智子
テノール:西村悟
バリトン:加耒徹

ベートーベン:交響曲第1番ハ長調 op.21
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」op.125

今年3回目の「第九」だが、前2回は変種(ピアノ独奏による「第九」と古楽アンサンブルによる「第九」)だったので、本格的なモダンオーケストラと「合唱付き」なのは今日が最初だった。

ベートーベンの交響曲第1番とのカップリング。腕慣らしにはちょうどいい。

不揃いのピチカートで始まった1番だったが、オケはすぐ持ち直した。

第1番・第9番、いずれも弦楽器の編成は12型(低域増)で、1番では管楽器が弦に埋もれている風だったが、その分弦の透明感が増して好感した。

管楽器が増えた「第九」でも、管楽器がやたら吠えまくるという事なく、管弦のバランスがとても良かった。

また、今日の新日フィルはホームである隅田トリフォニーホールで聴くより弦が光っていた。

広上氏の指揮は踊っている割には正統的で素直に受け入れられる音楽だった(71分)。

驚いたのは合唱だ。僅か16人。男女同数。P席に横一列。

 第4楽章の主題が始まったところで2階上・下手から静かに登場したのを見た時、ちょっと胸に迫るものがあった。

こんな形であれ、「第九」を演奏しよう、それを聴きたい、という熱い思いが客席と舞台に漲っているのを感じた一瞬だった。

ソリスト級二期会16人は仲々迫力があった。
とはいえ、僅か16人だ。

覆い尽くされるような大合唱には程遠い。
せめてもう16人並べられなかったか…。

さて、今年の「第九」はあと5回。
今日の演奏を70点として以後の演奏を「お好み」で評価してみよう。

♪2020-093/♪みなとみらいホール-27

備考:
弦の編成:12-10-8-7-6
合唱:女声8/男声8
演奏時間正味:71分19秒
1Mov⇒16:56
2Mov⇒12:12
3Mov⇒16:27
4Mov⇒25:44
Total⇒71:19

2020年12月9日水曜日

ランチタイムコンサート これが聴きたかった! ミュージカルの名曲をデュオで!

2020-12-09 @ミューザ川崎シンフォニーホール

歌:中井智彦(歌手・俳優・表現者/元劇団四季)♠︎
歌:水野貴以(役者・歌手・声優)♡
ピアノ:長濱司

ラマンチャの男♠︎
踊り明かそう (ミュージカル「マイ·フェアレディ」より)♡
トゥモロー♡
愛せぬならば♠︎
メドレー:ララルー〜ベラ·ノッテ〜世界に平和を(映画「わんわん物語」より)♠︎♡
クリスマスメドレー:恋人たちのクリスマス〜ホワイト・クリスマス〜ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス♠︎♡
星よ♠︎
夢やぶれて♡
オール・アイ・アスク・オブ・ユー♠︎♡

ミュージカルで主役を演じた実力者だそうだが初めての歌手。
歌も知らない曲の方が多かった。

ギリギリ駆け込んだので1階も2CAも埋まっていて2CBで。

最近満席が多い。

マイクを使ったにしては迫力不足。

最近のミュージカル歌手は芸大や桐朋を出てるんだね。

♪2020-092/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-15

2020年12月4日金曜日

ともよあずさ 〜ウィンターコンサート2020〜

 2020-12-04 @みなとみらいホール


堀部ともよ:ピアノ*
中村梓:マリンバ**

①モーツァルト:バイオリン・ソナタ イ長調 K305から第1楽章
②クリストファー・ノートン:ノヴェンバー・イヴニング**
③プーランク:即興曲から*
 第7番
 第12番「シューベルトを讃えて」
 第15番「エディットピアフを讃えて」
④一柳慧:パガニーニパーソナル
⑤フランク:バイオリン・ソナタ イ長調
----ENC---------
ベートーベン:バイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 第3楽章
* ** はソロ演奏


年始の定例演奏会がホールの改修で来年から使えないので年内になった。

このデュオは今年の年初に初めて聴いたが、その時はピアノとマリンバという同じ鍵盤楽器の組み合わせでは妙味に欠けるのではと思っていたが、実際に聴いてみるとそうでもなかった。

マリンバに詳しくないけど、あずさ嬢のはとても大きく、グランドピアノに負けない迫力と繊細なトレモロが美しく、案外面白い組合せだ。

デュエットの他に各自ソロもあり。

あずさ嬢の演奏曲は作曲家も初めて。ジャズっぽい現代曲で4本マレットを操って見た目にも楽しめる。

ともよ嬢はプーランクの即興曲から3曲。初めて聴いたがいずれも親しみやすい音楽を好演。

デュエットでは一柳慧「パガニーニパーソナル」がピアノとマリンバのオリジナルで、これも初聴きだったが緊張感漂う演奏だった。小品とはいえ10分近い。この組み合わせではどうしてもマリンバの妙技が目立つが、ピアノもなかなか手強そうだったな。

メインはフランクのバイオリン・ソナタ。

数あるバイオリン・ソナタの中でもとても人気のある曲だけに、バイオリンをマリンバに置き換えてどうなのか…、と思ったが、これも始まってみると違和感もなく、これはこれで一つの世界だった。

舞台の運び方に不慣れを感じたが、それもご愛嬌ということで。

https://youtu.be/Rb_JbOo2QIc

♪2020-091/♪みなとみらいホール-26

2020年12月1日火曜日

ハマのJACK第47回定期演奏会 Beethoven 題名がある名曲と最後の作品たち-第3部

 2020-12-01 @みなとみらいホール

①Pf志村直樹*
②JACKカルテット(三又治彦、白井篤、村松龍、海野幹雄)

ベートーベン:
①Pfソナタ第32番ハ短調 Op111
②弦楽四重奏曲第16番へ長調 Op135

感想は第1部に記載

♪2020-090/♪みなとみらいホール-25

ハマのJACK第47回定期演奏会 Beethoven 題名がある名曲と最後の作品たち-第2部

2020-12-01 @みなとみらいホール


























①Pf秋山紗穂*
②Vn白井篤/Pf横手梓③JACKカルテット(三又治彦、白井篤、村松龍、海野幹雄)

ベートーベン:
①Pfソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op57
②Vnソナタ第10番ト長調 Op96
③弦楽四重奏曲第11番へ短調「セリオーソ」Op95

感想は、第1部に一括記載

♪2020-089/♪みなとみらいホール-24

ハマのJACK第47回定期演奏会 Beethoven 題名がある名曲と最後の作品たち-第1部

 2020-12-01 @みなとみらいホール


①Pf坂原菫礼*
②ポローニア弦楽四重奏団(東亮汰*、岸菜月、小林未歩、堀内優里)
③Vc泉優志*/Pf海野春絵

ベートーベン:
①ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op13
②弦楽四重奏曲第10番変ホ長調「ハープ」Op74
③チェロソナタ第5番 Op102-2


3部構成で各公演は独立しているので、1公演だけ買うこともできるがどうせなら全部を聴きたい…ので12時から20時半までのマラソン演奏会に出かけた。

といっても、実演は4時間弱で各公演から次の公演までの待ち時間が2回合わせて5時間弱。この時間の有効活用が課題だ。

1回目の待ち時間は横浜市新庁舎経由馬車道で遅い昼食。
2回目は日も暮れたので夜景を楽しみながら大桟橋まで。

なんだかんだで2万2千歩。
ウォーキングの今年の最長不倒記録に。

ハマのJack47回定期は、ベートーベンの器楽ソナタと弦楽四重奏曲。
愛称等題名を持つ作品と各分野の最後の作品を集めて全8曲。

公演ごとの感想は手間だから省略。

全体を通して、ベートーベンの魅力を痛感した。

今年は誕生250年ということでベートーベンを聴く機会が多いが、構造がシンプルな器楽ソナタや室内楽にこそベートーベンの真髄に触れられるような気がする。

ハマのJackは若手演奏家を発掘し、発表の場を用意して育成しているが、その若手たちの素晴らしいこと。

3人の若手ピアニストの力強いタッチに自信が溢れていた。

いつも音の良いホールだけど、とりわけ、今日のピアノの響きは素晴らしく、<音階>の演奏だとしても楽しめたと思う(なことないけど。よく整音されたグランドピアノの音に聴き惚れていた。)。

チェロもよく鳴り響いた。音は硬質だが、これは楽器のせいだろう。ヤニを飛ばすようなガリガリ音も魅力的だった。

中でも東亮汰くん(第1バイオリン)を中心にしたポローニア弦楽四重奏団の達者なことには実に驚いた。

4日前に前橋カルテット(前橋汀子・久保田巧・川本嘉子・北本秀樹)というベテランの演奏を聴いたばかりだったが、4人が息を合わせるアンサンブルの妙は負けず劣らずに伝わってきた。

注目して、機会があれば今後も聴いてゆきたい。

残念なことは、これだけ盛りだくさんの、魅力的なプログラムであるにもかかわらず、お客さんが非常に少なかったことだ。

1、2部は平日の日中だから少ないのは分かるが3部は19時半の開演だから、もう少し集まっても良さそうなものだ。2千円だし。

これが横浜のレベルか、と思い悲しかったよ。

♪2020-088/♪みなとみらいホール-23