2026年11月4日水曜日

横浜交響楽団 第750回定期演奏会 【カンタータの魅力①】

2026-11-04 @みなとみらいホール



泉翔士:指揮
横浜交響楽団
横響合唱団

横浜交響楽団
横響合唱団


ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調 op.70
オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」



「タコ9」と「カルブラ」の組合せは初めて。
というより、そもそも「タコ9」は滅多に演奏されない。
長い歴史を誇る横響でも55年ぶり2回目だそうだ。
僕も生で聴くのは今日で3回目。

軽い感じだけど、複雑骨折したような音楽だ。
でも、今日の横響は巧かったな。
いつもの音楽堂での横響とは思えない出来栄え。
ホールの違いももちろんだけど、ショスタコをライフワークとしているという指揮者の薫陶を受けて相当気合が入っていたのではないか。


その55年前のカップリングがなんと「カルブラ」だという。その時、ショスタコもオルフも生存していた。
バリバリの現代音楽を取り上げていたのだ。
このアマオケの先進性に感心するよ。

肝心の「カルブラ」は、冒頭の「運命の女神」で、がつんと肝を掴んでくれた。あとは聴き慣れた音楽が時に大音量を伴って連射されて、原始脳を刺激しまくる。
どのオケでも、いつ聴いても満足度が高いが、横響が弦12型(実際はVn1は11人)という小ぶりな編成にも関わらず、おそらく100人以上は居たと思われる合唱団を蹴散らすような勢いで、それもこれと言ったミスも感じさせず完走したのはうれしかった。
逆に言えば、独唱陣も合唱陣も喉も張り裂けんばかりの大音声が欲しかったな。


♪2026-112/♪みなとみらいホール-28