2014年3月15日土曜日

春のコンサート in 公会堂 Vol.Ⅺ

2014-03-15 @神奈川公会堂


古谷享子カルテット(古谷享子ASax / 山田メイPf / 須川こういちBase / 繁泉英明Drums)

星に願いを(レイ・ハーリン)
いつか王子様が(フランク・チャーチル)
テイクファイブ(ポール・デスモンド)
リベルタンゴ(アストロ・ピアソラ)
私のお気に入り(R・ロジャース)
オブリヴィオン(アストロ・ピアソラ)
スペイン(チック・コリア)
ほか


家のすぐ近所にある神奈川公会堂。
毎日のようにその前か横を通っているのに入ったことはなかった。

1階のエントランスとロビーはガラス張りでちょっと洒落ているとも言えるけど、建物全体は窓一つなく、まるで倉庫のような風体だ。
ところが灯台下暗し。外見からは想像もできない結構立派なホールがあるんだ。
そこで、毎年春には無料のコンサートを開いているということを今年はじめて知って、音楽そのものよりどんなホールなんだろうという興味で覗いてみた。

定員563人というから、みなとみらいホールの小ホールや同じく近所にあるかなっくホールに比べても規模は大きくてびっくり。
壁にレンガが敷き詰められているというのもユニークだ。
しっかり音を跳ね返すのだろうな。

今日は古谷享子カルテットのジャズコンサートだった。
このグループのことは初めて知った。
ジャズと言っても、イージーリスニング風で、これは客層に合わせたのかもしれないけど、いずれも聴きやすく、楽しめるものばかりだった。

主軸のアルト・サックスとピアノはふたりとも音楽大学でクラッシックを学んだ人で、そのせいか、演奏スタイルはえらくかっちりとして端正で遊びがない。
なので、まあ、ききやすいのだけどその分物足りなさは残った。

ピアソラのリベルタンゴは好きな曲。
最後にチックコリアの作品を演奏したがこの作曲家(ピアニスト)も好きで、選曲はとても良かった。


♪2014-20♪神奈川公会堂-01