2024-10-06 @リリスホール
伊藤恵:ピアノ
<オール・ベートーベン・ブログラム>
ピアノ・ソナタ第1番へ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第6番へ長調 Op.10-2
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」
幻想曲 ト短調 Op.77
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
------アンコール------
エリーゼのために
オール・ベートーベンで、ソナタ1-6-8-31番と間に幻想曲Gm。
ご本人が言うには、かなりキツイプログラムだったそうだ。まあ、そうだろうな。
伊藤恵さんと言えばシューマン!を多く聴いてきたが、CDアルバムの発表でいえば、2008年からシューベルト、満を持してべートーベン先生に挑戦するようになったのが2018年からだそうな。
この大家にしても、ベートーベンという高い山に挑むのには随分時間がかかったのだなあ。
その、大先生に寄せいる思いが演奏にどう表れていたのか僕には分からないけど、慈母観音にかぶりついて充実した時間を過ごさせてもらった。
難点は、Pfの音が鳴り過ぎだった。
リリスは室内楽にはとても良い響だけど、今日はどうした?
調律とか整音とかにも問題があったのでは?と思い、終演後ホールの人に聞いてみたら、今回のStwは9月に新調したばかりだという。やはり、熟成不足?
余談:このホールで過去に聴いた小林美樹、山根一仁、阪田知樹はいずれもこのホールの近所で(生まれ)育ったと聞いたが、なんと伊藤恵さんも隣町と言える磯子で中学校まで過ごしたのだそうな。ますます親しみを感じたよ。
♪2024-135/♪リリスホール-01