2021年5月22日土曜日

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第368回定期演奏会

 2021-05-22 @県民ホール


沼尻竜典:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団

バイオリン:石田泰尚*
ピアノ:石井楓子**
ソプラノ:中村恵理***

武満徹:ノスタルジア*
三善晃:ピアノ協奏曲**
マーラー:交響曲第4番ト長調***
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武満徹:「リタニ」から第2曲*


最近好調の神奈川フィルは、先月定期でのブルックナー第4番に続いて今日はマーラーの交響曲第4番だ。

しかもその前に邦人作の2曲を取り上げるなんて、意欲的だ。


マーラーでのソプラノ独唱は中村恵理。

これは2月の大野和士指揮都響のマーラー交響曲第4番と同じ組合わせ。

都響が弦16型であったのに対し、今日の神フィルは12型と小振りだが、迫力は十分。


むしろ、引き立つはずのソプラノの響きは2月の都響公演の方がよく通っていた。


ホンにホールの響きは微妙だ。

今日の県民ホールは、マーラーの前に演奏された三善晃のピアノ協奏曲でもピアノの音が燻んでいた。

僕の席は真ん中の真ん中だが、案外後ろの席の方が届いていたのかもしれない。


ま、ともかく、沼さん。神奈川フィル次季音楽監督のデビューは華々しく成功を飾って、今後の活躍に期待。

♪2021-047/♪県民ホール-06