2021年2月20日土曜日

神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽堂シリーズ第19回定期演奏会

 2021-02-20 @県立音楽堂


阪哲朗:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
﨑谷直人、直江知沙子:バイオリン*

ベリオ:Divertimento per Mozart
モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調K.136
シュニトケ:Moz Art a la Haydn*
モーツァルト:交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」



神奈川フィルの音楽堂定期は、先月も極上だったが、今月も上出来。
いや、今月の方がさらに上出来。

4曲ともモーツァルト又はモーツァルト由来の作品。

ベリオ:Divertimento per Mozart は現代曲で初聴き。

弦楽合奏23人にクラリネットが2人という変わった編成。

面白い。

シュニトケ:Moz Art a la Haydnも初聴き。

13人の弦楽合奏。

これも現代曲で、機嫌が悪い時に聴けば腹を立てるような趣向の作品だが、今回は、素直に楽しめた。まあ、余興のような音楽だが。

モーツァルト:嬉遊曲ニ長調は弦のみで21人。
モーツァルト:交響曲「リンツ」も小規模編成。

全体として弦楽合奏を楽しむような演奏会だったが、音楽堂の乾いた響きがピッタリと合って実に軽快で、シャキシャキとしていた。

管・打とのアンサンブルも程よい混ざり具合で心地よく、阪氏の指揮の下で団員が楽しんでいたのが良い。

♪2021-016/♪県立音楽堂-02