2020年1月11日土曜日

N響第1930回 定期公演 Aプログラム

2020-01-11 @NHKホール


クリストフ・エッシェンバッハ:指揮
NHK交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団

ソプラノ:マリソル・モンタルヴォ
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子

マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」

クリストフ・エッシェンバッハの指揮はあまり聴いていないが、2017年のN響「第九」を外連味たっぷりに捏ねくり回した罪人という印象を持っていたが、今回はマーラー自体が外連味の塊なので性に合っていたのだろう。あまり違和感は感じなかった。

N響らしくなくアンサンブルとしては不安な部分もあったが、数の力と音圧でねじ伏せた感じ。

途中から睡魔と戦う羽目に。

2-3楽章は耳に入っていたというだけだが、我が気力は4楽章から「復活」した。

メゾがしっかりよく通る声だったがソプラノの声質が線が細く両者の絡みはぼんやりしていた。

少しフライング気味の拍手や熱烈に続く拍手と長いカーテンコールに、それ程でもなかろうと1人孤独に醒めていた。

2020-003/♪NHKホール-02