2020-01-17 @サントリーホール
小林研一郎:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
スメタナ:連作交響詩《わが祖国》
「我が祖国」全曲の1本立て。何度かこの全6曲版を聴いている。親しみやすい音楽で嫌いじゃないけど一度に聴くにはメリハリに欠ける。それに体調不十分で肝心のモルダウでは心地よく船を漕いでしまった。
本来、この曲は弦楽合奏を楽しむには好都合な音楽のような気がする。
日フィルの弦はいつもは大抵美しい。今日は16型で分厚いアンサンブルだったが…。
しかし、席が悪い。横浜定期の振替なのでやむを得ないが、6列31番て酷いな。目の前はビオラの4Pだ。いつもこの辺で聴いている人には悪いけどオケを聞く席じゃないよ。弦の大音量に埋まってしまって管はどこにいるの?という感じで姿もほぼ見えないし音も極めてバランスが悪い。
その弦だって、近過ぎてシャリシャリキンキンだ。
演奏自体はかなり好演したと思うが、本来の日フィルの音楽ではなかった。
そもそも振替席が悪いのは日フィルに限らない。
そのくせ、僕の左隣(センター寄り)は2つも空いていた。どころか、中央ブロックにもいくつも空席があった。つまり、振替はその時点で良席は売れる可能性を見込んで温存し、売れそうにない席に振り替えるらしい。
定期のお客様をもっと大事にしてくれよ。中央Bで穴が開いているのはみっともないぞ!
別件:1月N響で日フィルの辻本氏が首席に座っていたので客演かと思っていたが、先月末で退団したと書いてあった。改めてN響のプログラムを見たら首席ではないが名前が出てたよ。
♪2020-007/♪サントリーホール-01