015-03-11 @みなとみらいホール
横浜シティオペラ メンバー
服部容子(Pf)
マスカーニ:歌劇 『カヴァレリア・ルスティカーナ』 (イタリア語)ハイライト
サントゥッツァ⇒松井美路子(Sop)
トゥリッドゥ⇒ 倉石真(Ten)
ルチア⇒ 川口美和(Mez)
アルフィオ⇒ 竹村淳(Bar)
ローラ⇒ 小田切一恵(Sop)
ナレーション⇒ 柳澤涼子
クラシッククルーズ2014下半期ラストステージはオペラハイライト。
演奏会形式ではなく、一応簡素な舞台(能舞台のようなものだ)が作ってあって、一本のオペラの聴きどころを抜粋し、ナレーションで補うという形で40分でまとめてしまおうという大胆な試みだ。伴奏もピアノ1台。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」は名前はよく聴いて、間奏曲と主人公(テノール)のアリア「母さん、このぶどう酒は強いね」は有名で、知っていたが、ほかの曲は聴き覚えがなかった。
正規のオペラもビデオで持っているので、一度くらいは視聴しているはずだけどいい加減なものだ。
今日の簡素版は歌手が5人、ピアノが1人、ナレーションが1人で、二重唱を含むアリア計7曲とつなぎのレシタティーヴォ?で物語が構成された。
突っ立って歌うだけではなく、それなりの衣装を着て演技も付いているので、まあ、まさしく、簡素なオペラを楽しむことができた。
正規のオペラを聴く前にこういうダイジェスト版を経験しておくのは理解が深まっていい。
もっとも、この「カヴァレリア・ルスティカーナ」は全篇でも1時間強の作品だから、今日のダイジェスト版でもほぼ物語の進行に違和感はなかったのだけど。
若気の至りの恋が原因で青年が命を落としてしまう悲恋物語。
クライマックスでは迫真の演技に思わず気持ちが高まった。
字幕がついておればなお良かったけど、イタリア語上演。
まあ、梗概を読んでいたので、大体は理解できたけど。
♪2015-22/♪みなとみらいホール-09