2025年1月25日土曜日

日本フィルハーモニー交響楽団 第404回横浜定期演奏会

2025-01-25 @みなとみらいホール



藤岡幸夫:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
Cocomi:フルート*

武満徹:組曲《波の盆》
モーツァルト:フルート協奏曲第2番ニ長調 K.314*
ルグラン:交響組曲《シェルブールの雨傘》
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フォーレ:コンクール用小品*





珍しいプログラムだった。
武満の「波の盆」は9年ぶり。まずまず。
Mルグランの「〜雨傘」は初聴き。これが退屈。
組曲と言っても単一楽章で30分。あの超有名な主題が繰り返し繰り返し登場するが、それを繋ぐ旋律に聴き覚えのあるものがないこともあって、全体の構成が掴めず。

モツ:Fl協2番は良かった。
初聴きのソリストCocomiって、鶏の鳴き声みたいな名前だよ。輝かしい音色とは言えないけど健闘。何より、オケが素晴らしい。

この人、N響の神田寛明の弟子らしいが、前回この曲を聴いたのは、23年のN響定期で、Flは神田寛明だった。
それで、今回選曲したのかもしれないが、その時の弦の編成が8+6+5+4+2で驚いたことを覚えている。
それが、今日は、師匠を上回る(下回る?)さらに小さい8-6-4-3-2という超小型。

しかし、その乾いたような透明感がとても美しくてモーツァルトの時代は、このような響だったのかもなと思いながら楽しんだ。

♪2025-013/♪みなとみらいホール-03

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 特別演奏会 第19回フレッシュ・コンサート 未来を奏でる新星たち

2025-01-25 @県立音楽堂



高井優希:指揮
神奈川フィルハーモニー交響楽団
バイオリン:郡司菜月*
ピアノ:山縣美季**
(指揮:高井優希)

シューベルト:劇付随音楽「魔法の竪琴」序曲 D644(ロザムンデ序曲)
メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲ホ短調 Op.64*
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11**
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アレクセイ・イグデスマン:アップルマニア*
ショパン:別れの曲**



◀️感想省略▶️


♪2025-012/♪神奈川県立音楽堂-02


とつかニューイヤーSpecialコンサート2025 〜今年は「10周年スペシャル!」〜

2025-01-15 @さくらプラザホール



遠藤香奈子:Vn
遠藤和歌子:Pf*

1 宮城道雄:春の海
2 山田耕筰:からたちの花
3 パガニーニ:ラ・カンパネッラ
4 ドビュッシー:月の光*
5 メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲 ホ短調から第1楽章
6 マスネ:タイスの瞑想曲
7 スペシャルコーナー(3挺のVnの音色当て問題)
8 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
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9 ドボルザーク:ユーモレスク



◀️感想省略▶️

♪2025-015/♪さくらプラザホール-01

2025年1月24日金曜日

東京都交響楽団 第1015回 定期演奏会Aシリーズ

2025-01-24 @東京文化会館



小泉和裕:指揮
東京都交響楽団
ミシェル・ダルベルト:ピアノ*

フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」op.80
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467*
ドビュッシー:交響詩《海》-3つの交響的スケッチ
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ドビュッシー:ベルガマスク組曲第3曲「月の光」*




小泉師の指揮を聴く機会はとても多く、完全記録している2014年から数えたら今日で45回目だった。その前は記録がないけど、記憶ではやはり他の指揮者より多かったように思う。

何を聴いてきたか?
圧倒的にベートーベン、ブラームスを軸にした独音楽で、それに若干、チャイコやドボルザークが加わる程度で、フォーレは2度目。ドビュッシーは何と!初めてだった。

いつも、遊びも外連もない正統派がフランス音楽をどう指揮するのか興味があったが、やはり、特別なことはなくて音楽の王道をゆくという感じだった。

これはこれで良かったが、「海」に関してはもっと派手さがあっても良いのではないかと思うけど…。

モツPf協21番が珍しかった。
生では過去2回しか聴いていない。
オケがあまり取り上げないからだ。

しかし、これが良かった。都響にしては珍しい12型の弦が透明感を保って、そこにピアノがコロコロと乗る感じがいい。
よく聴けば、モツというよりベトのような情感を発見して少し驚いた。

しかし、Encの「月の光」はない方が良かった。
この曲は、文化会館のような大きなホールで聴く音楽ではない。

♪2025-011/♪東京文化会館-01

2025年1月18日土曜日

NHK交響楽団2025回A定期01月公演

2025-01-18 @NHKホール



トゥガン・ソヒエフ:指揮
NHK交響楽団

ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 作品60「レニングラード」




記録している限りでは3年に1回の割で聴いている。
最近は、ウルバンスキ東響、PヤルヴィN響、沼さん神フィルと続いて最新版が今日のソフィエフN響だ。

過去の3回は、いずれも熱演で、惹き込まれた。

中でもPヤルヴィN響は超特大オケ(弦が何型だったか不明だが、コンバスが10本!だということは記録している。)でありながら緻密なアンサンブルととんでもないダイナミズムでハラハラしながら聴いていたことを覚えている。

今日の午後に、コリヤ・ブラッハー神奈川フィルの超名演を聴いた後というのも比較の上で気の毒だったし、僕自身の体調もイマイチだった(昨日も5時間20分の歌舞伎の後、Pf協奏曲にマラ7=80分という生命を削るようなプログラムだった)ので、好感しているソフィエフには誠に申し訳なかったが、集中力に欠けた。聴く機会が限られた作品なのに残念無念だった。

「眠眠打破」より強力な「強眠打破」のおかげで寝ることはなかったが、音楽の印象は第一声で決まるよ。
もし、ここで引き込まれたら80分間、気持ちを張り詰めることができたかも知れないが、なんか違う…と思った。N響はもっと美しいアンサンブルを聴かせるはずなのに。
その違和感が最後まで付き纏ってしまった。

大きくは、僕の体調がすぐれなかったのが原因だが、N響にも多少責任はあるぞ。部分的には(終楽章の盛上り)N響らしさもあったが、疑問がを打ち消すには至らず。


♪2025-010/♪NHKホール-01

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第401回

2025-01-18 @みなとみらいホール



コリヤ・ブラッハー:指揮とバイオリン
神奈川フィルハーモニー管弦楽団

ベートーベン:バイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64



名前は聞いていたけど初聴きのコリヤ・ブラッハーの弾き振りでベートーベンのVn協奏曲が神奈川フィルのサポート含めて驚きの超名演。

オケは全体に管が控えめで12型の弦楽合奏の雰囲気。
その弦の透明感がそれだけでもずっと聴いていたいような気にさせる(ゲストコンマスは三浦章宏)。

その上にブラッハーの独奏Vnがなんて美しい!
今日はグァルネリかストラドのいずれを使ったのか知らないけど、ホールの響の良さも相まって、協奏曲でありながらこんなに明瞭で明るく埋没しない独奏Vnを聴くのは滅多に無い事だ。
指揮の方も、オケの人心を完全掌握して、両者一体の音楽が気持ち良い。

カデンツァが珍しかった。
ベートーベンはVn協では自らはカデンツァを書いていないが、彼自身が同曲をPf協に編曲した版のカデンツァは書いており、これをさらにシュナイダーハンという人がVn用にアレンジしたものや、バイオリニストのテツラフが編曲したものなどを何度か聴いている。今日は、ティムパニーとのスリリングな駆け引きがあったから、前者のアレンジだろう。


後半、ブラッハーは指揮に徹してチャイコの5番。
弦は14型に。こちらはむしろ管の活躍が目立つ音楽。
こちらも悪くなかったが、前半のベト協の余韻に心奪われていてあまり入ってこなかったよ🙇🏻。すまんこってす。

♪2025-009/♪みなとみらいホール-02

2025年1月17日金曜日

東京シティ・フィル第375回定期演奏会

2025-01-17 @東京オペラシティコンサートホール



高関健:指揮
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
奥井紫麻:ピアノ*(おくいしお)

サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調 作品22*
マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
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ラフマニノフ:前奏曲作品23-2*




奥井紫麻は2回目。前回は2019年でチャイコの3番を弾いた(秋山翁/東響@かるっつ)。この時14歳だった。てことは、今、20歳だ。印象が全然違った。
前回は、教科書どおりみたいで、面白味はなかったが、今回は、しっかりと音楽家になっていたよ。
サン=サーンスの2番は、多分、過去に河村尚子で1度聴いて切り(Pヤルヴィ/N響@NHK)で、すっかり忘れていたが、なかなか馴染みやすく美しい音楽だった。

後半が、もちろん今日のメインだが、演奏時間、実測で80分だ。これだけ長いと普通は1本立てだよ。いやはや長い。

鑑賞記録を確実に付けるようになった約10年で、マーラーの交響曲は本日分も含めて、次のとおり。
1番⇒16
2番⇒  8
3番⇒  5
4番⇒  6
5番⇒  7
6番⇒  7
7番⇒  8
8番⇒  3
9番⇒  5

最もポピュラーな1番「巨人」がダントツに多く、大規模で長尺の3番が少ないのは当然だろう。その他はいずれも5〜8回で優位差はない。

それにしても2番「復活」と並んでこの7番「夜の歌」が同数2番目に多いのは不思議だ。全9曲の中でも最も馴染みにくい作品であるような気がするのに。

まあ、そんなことで、ワクワクするような楽しさはないのだけど、今回は、特に入り込めなかった。
歌えないような断片の楽句が次から次へと登場し、全体の構成感は全く感じられない。それに全体が大袈裟で、やかましい。どうも好きになれないよ。
近頃じゃ、若い頃は好きだった5番でさえときめくことがなくなったものな。

♪2025-008/♪東京オペラシティコンサートホール-01