2024-08-01 @ミューザ川崎シンフォニーホール
小泉和裕:指揮
東京都交響楽団
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
「交響曲の王道」という副題だが、小泉さんは、本当に王道派だ。神奈川フィルと都響でずいぶん聴いているが、圧倒的にドイツ古典派〜ロマン派が中心で、たまにグラズノフ、チャイコが混じるが、中心はベートーベンとブラームスなので、僕としては実に安心できるマエストロだ。
ケレンがなく、端正で、正統派。
前半は珍しくモツ40番。
都響とも思えないコンパクトな編成(弦10型)で、こぎれいにまとまった。
後半は16型に拡大してブラームスの迸る禁欲ロマン?を楽しんだ。
ちょいと気になったのは、第1楽章冒頭、終楽章のクライマックスの前のテンポが遅いなと思った。ま、これはこれでいいのだけど、先生、だんだん遅めになっている?
♪2024-111/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-07