2025年6月11日水曜日

横浜交響楽団 第740回定期演奏会 【交響曲の楽しみ①】

2025-06-11 @県立音楽堂



鏑木蓉馬:指揮
横浜交響楽団

ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」
ベートーべン:交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
------------------------------
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番



◀️感想省略▶️





♪2025-076/♪神奈川県立音楽堂-07

2025年6月8日日曜日

クァルテット・インテグラ ベートーベン:弦楽四重奏曲全曲演奏会Vol.1

2025-06-09 @フィリアホール



クァルテット・インテグラ
 三澤響果:第1バイオリン
 菊野凛太郎:第2バイオリン
 山本一輝:ビオラ
 パク・イェウン:チェロ


ベートーベン:
弦楽四重奏曲第01番ヘ長調 Op.18-1
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74「ハープ」



このメンバーは2回目で、前回もフィリアだった。
前回は、ハイドン、バルトーク、シューベルトで全部楽しめなかった。楽しめなかったのは、楽曲に馴染みが薄かったから。
で、今回は、ベートーベンの四重奏曲全16曲を1年に1回、全部で6年6回で演奏するという壮大な計画なので、これは乗ってみようと思ったが、最終回は2030年かい?生きているか、生きていても耳が役に立たなくなっているかもな。

やはり今回もあまり楽しめなかった。
30歳前後のグループだけど、地味な感じで、遊びというか、ゆとりというか、もう少し抜けていてもいいのではないかと思いながら窮屈なベートーベンを聴いていた。

今日は、1番、16番、10番だったので、もうこれでベートーベンSQの最初と最後と真ん中を聴いたので、全曲聴くこともないかと思ったよ。


♪2025-075/♪フィリアホール-03

2025年6月7日土曜日

NHK交響楽団2039回A定期 06月公演

2025-06-07@NHKホール



フアンホ・メナ:指揮
NHK交響楽団
ユリアンナ・アヴデーエワ:ピアノ*

リムスキー=コルサコフ:歌劇「5月の夜」序曲
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43*
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」 
--------------------------
チャイコフスキー:18の小品作品72-第5曲「瞑想曲」*





フェドセーエフの病休による代理がフアンホ・メナ。悪くはなかったけど、できたらフェドとアヴデーエワで聴きたかったよ。

リムスの5月の夜序曲は全然良くない。冒頭のオーケストレーションが悪いのでは?
チャイコ6番も最近(5番も)楽しめなくなった。
アンサンブルが、さすがはN響というところがなかった。
マチネの日フィルの方とどっこいどっこいかな。

しかし、2番手だけは別格官幣大社だよ。
アヴデーエワが下手袖から一歩登場しただけで、客席は引き締まる。もう全員の関心を一手に攫った。

演奏中も超絶技巧を弾きこなしながらオケに気配りして一緒に音楽を作っているのが分かる。

終演後のステージ態度も好ましい。大物の貫禄を漂わせながらも愛想が良くてつい惹き込まれてしまう。

まあ、彼女を聴いただけで十分だったな。

ところで、今日の演奏はBS4Kで生放送だった。もちろん録画しておいたので、帰宅後再生すると、音もいいし、アンサンブルも纏まっている。

音楽は”生でなくちゃ”主義だけど、最近はTVの音もすごく進歩したので、時には、生でがっかりして帰るより家でTVなどで鑑賞した方がいいと思える場合も増えてきたよ。

だんだん老化が進んでいるのかもな。


♪2025-074/♪NHKホール-05

日本フィルハーモニー交響楽団 第771回東京定期演奏会

2025-06-07 @サントリーホール



ガボール・タカーチ=ナジ:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団

ミクローシュ・ペレーニ:チェロ*

ドボルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 作品104*
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲変ロ長調 Op.56a*
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」
-------------------------
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007から第2曲アルマンド*
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」から第3楽章





ペレーニは初聴き。写真で見るよりずっとおじいさん。
きれいな音だけど、やはり、物足りない。
この頃、管打楽器とPf以外の協奏曲は”生”では無理じゃないかという気がしてきたよ。

自分の聴力の問題だろうか?
そうではないと思う。室内楽じゃなんの不満も感じないもの。2千人ホールではPA付けたらいいと思うがなあ。

タカーチ=ナジは1W前に横浜定期で聴いたばかり。弦をとことん抑えてどうかと思ったが、今日はそうでもなく、日フィルの弦の美しさは健在だ。

横浜では、本編のつまらなさをEncのルーマニア民俗舞曲で一挙に大逆転して満足させてくれたが、Encも正統派でむしろつまらない。

タカーチは陽気な愛想の良い人で、CCが盛り上がる。
いやはや、オケも何度も客席に頭を下げさせられていておかしかったよ。

♪2025-073/♪サントリーホール-07

2025年6月6日金曜日

東京シティ・フィル第379回定期演奏会

2025-06-06 @東京オペラシティコンサートホール



藤岡幸夫:指揮
東京シティ・フィル管弦楽団
合唱:東京シティ・フィル・コーア**

戸澤哲夫:バイオリン*
安川みく:ソプラノ**
大西宇宙:バリトン**

ベートーベン:バイオリン協奏曲二長調 作品61*
ヴォーン・ウィリアムズ:カンタータ「我らに平和を与えたまえ(ドナ・ノービス・パーチェム)」**




前半はCMの戸澤氏の就任30年の祝賀の選曲と独奏でベートーベンVn協。これが全般的に元気がなくてがっかりしたよ。カデンツァはベートーベンがPf協へ編曲した際の自作のVn版だったと思う。最近、このティンパニーとの対話を聴くことが多い。

後半は、熱血漢藤岡氏が大好きだと言うVウィリアムズのカンタータ。プログラムには約40分とあったが、実演は36分くらいだった。
初聴きだが、もう冒頭から漂う香りは、英国風でノスタルジックだ。ホルストやエルガーでも感ずる英国民謡風の音階なのか旋法なのか知らないけど、ドイツ音楽の長調や短調とは別の世界で、なんだか懐かしい感じがするのは、アジアにも共通する5音音階なども取り入れられているのかも…と無責任に感じながら聴いた。

どういう物語が紡がれているのかは、藤岡ちゃんのプレトークで大体分かったので歌詞を見ることもなく雰囲気を味わった。
合唱、オルガンとSp、Brの独唱も良い感じで、これはもう一度聴いてみたい。
ただ、全曲はもう少し長いだろうと思っていたのと、最後が消え入るように終わるので、不意に終わってしまったような物足りなさは残った。

♪2025-072/♪東京オペラシティコンサートホール-05

2025年6月5日木曜日

東京都交響楽団 第1021回 定期演奏会Bシリーズ

2025-06-05 @サントリーホール



小泉和裕:指揮
東京都交響楽団
大木麻理:オルガン*

モーツァルト:交響曲第31番ニ長調 K.297(300a)<パリ>
芥川也寸志:オルガンとオーケストラのための<響>*(1986)
【芥川也寸志生誕100年記念】
R.
:交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》op.30






帰宅後、録画済みの今日放送の「クラTV」を観た。
今日は「ブラームスを味わう」で、解説極少で断片だがブラームスの固め撃ちに痺れた。そして、サントリーで過ごした2時間がえらく空疎なものに思えてきた。

小泉氏は好感度高い。
でも、都響はイマイチだった。最初のモツ31番で出鼻を挫かれた。弦が美しくない。
芥川の<響>は意表を突くのが身上の面白くない音楽だ。
演奏はこちらの方が良い出来だったが。

まあ、楽しみにしていたツァラトゥストラは、大規模編成の管弦楽を楽しむには(オルガンも入って)もってこいの作品だが、やはり、高域弦に難あり。音楽自体、賑やかなだけで心の響く類のものではない。

余生はベートーベン、シューマン、ブラームスだけあればいいか…とクラTVを観ながら思ったよ。

♪2025-071/♪サントリーホール-06

2025年6月3日火曜日

新国立劇場オペラ「セビリアの理髪師」

2025-06-03 @新国立劇場



【指揮】コッラード・ロヴァーリス
【演出】ヨーゼフ・E.ケップリンガー
【美術/衣裳】ハイドルン・シュメルツァー
【照明】八木麻紀

【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

Tn【アルマヴィーヴァ伯爵】ローレンス・ブラウンリー
Ms【ロジーナ】脇園彩
Br【バルトロ】ジュリオ・マストロトータロ
Br【フィガロ】ロベルト・デ・カンディア
Bs【ドン・バジリオ】妻屋秀和
Ms【ベルタ】加納悦子
Br【フィオレッロ】高橋正尚
Br【隊長】秋本 健
BsBr【アンブロージオ】古川和彦


ジョアキーノ・ロッシーニ「セビリアの理髪師」
全2幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉

予定上演時間:約3時間05分
 第1幕        95分
  休憩    30分
 第2幕     60分






20年の公演と同じ演出・同じ舞台美術(ロジーナとベルタも同じ歌手)なので、特に新たに感じたこともないのだけど、演出はやはり疑問だ。1960年代に移し替える意味は分からない。特に現代の日本人にとって、フランコ政権なんて全く興味の埒外だ。
オペラの演出家は、何か、独自色を出さなければ自分の存在意義がないとばかり、あれこれ読み替えをしたがるが、本作も全く成功していない。
黙役が多いがこれもいなきゃ舞台が寂しいがなんだか鬱陶しくもある。

尤も、演出の不足も、元の台本も音楽も面白いのでこれはこれで楽しめるけど。

伯爵役(R.ブラウンリー)以外はみんなとても良かった。
伯爵は本作の唯一のテノールなのに、ベルカント・テノールの良さが全く発揮されなかった。声に輝きがない。むしろ、バルトロやフィガロはバリトンだけど、かなり高域まで明るい輝きがあった。

また、なぜか、本作にはソプラノが登場しない。
しかし、物足りなかったのは序盤だけで、どんどん調子が良くなった。この時代、少なくともロッシーにはあまり声部にこだわっていなかったという話を読んだ記憶がある。音域的にソプラノに近いメゾなのかもしれない。現にロジーナ役はソプラノが歌っているDiscも持っている。

細かな装飾音やとてつもない早口言葉の歌唱など、ベルカントの魅力を堪能できる。

カーテンコールが長かった。もういいのにと思いながら付き合ったが、今日が千秋楽だったからなんだな。

♪2025-070/♪新国立劇場-09